人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?/神田 昌典 05283
- 神田 昌典
- 人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?
★★★☆☆
神田昌典さんの本は新刊が出たらすぐに買っている。
そして繰り返し読んでいる。
でもこの本だけはなぜか躊躇した。
なんとなく気がひけているうちに発売してから時間がたち、
アマゾンに書評 が載るにつれて更に縁遠くなってしまった。
近藤藤太な男の一生を描いたものだが、
金日成の暗殺を企てたり岸信介の顧問をしたり、
商社を設立してぼろもうけをしたと思ったら倒産したり。
この本の通りだったら全くもってすごい人物だ。
でもアマゾンの書評では近藤藤太なる人物は
ウソで塗り固められた人物であり、
神田氏はそのウソに踊らされているだけ、なのだと。
やっと割り切って購入。
まぁ、フィクションだと思って楽しもう、と思って読んだが、
なんとなく後味が悪い本だった。
書評を先に読んでしまったのが悪かった。
「コレは本当の話なんだよ!」と神田氏が息巻くほど
なんだか空回りしている気がした。
- 神田 昌典
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