人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?/神田 昌典 05283 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?/神田 昌典 05283

神田 昌典
人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?

★★★☆☆

神田昌典さんの本は新刊が出たらすぐに買っている。

そして繰り返し読んでいる。


でもこの本だけはなぜか躊躇した。


なんとなく気がひけているうちに発売してから時間がたち、

アマゾンに書評 が載るにつれて更に縁遠くなってしまった。


近藤藤太な男の一生を描いたものだが、

金日成の暗殺を企てたり岸信介の顧問をしたり、

商社を設立してぼろもうけをしたと思ったら倒産したり。

この本の通りだったら全くもってすごい人物だ。


でもアマゾンの書評では近藤藤太なる人物は

ウソで塗り固められた人物であり、

神田氏はそのウソに踊らされているだけ、なのだと。


やっと割り切って購入。

まぁ、フィクションだと思って楽しもう、と思って読んだが、

なんとなく後味が悪い本だった。


書評を先に読んでしまったのが悪かった。

「コレは本当の話なんだよ!」と神田氏が息巻くほど

なんだか空回りしている気がした。


神田 昌典
人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?