仕事が終わって、飛行機に乗って、東京へ。

午後7時の宮崎空港はうす曇りだったけど、

この時間にしては明るく、

滑走路のランプがきれいでしたわ。

 

 

 

 

 

滑走路を走る飛行機のスピードが

大好きで、気持ちいい。

 

 

 

 

新幹線よりも断然、飛行機。

 

 

 

 

下界のもやもやのお天気も、

上空に上がれば、すっきり晴れていて、

気流も安定してるの。

 

 

 

そして、雲たち。

季節ごとにいろいろな表情をしているの。

 

 

 

海に寄せる波も、同じ波がないように、

きっと雲も

その日その時で違うのだと思うわ。

 

 

 

 

離陸して、大空から仕事の関係者にありがとうって、思う。

 

 

 

 

まじめで素朴な人たちとの仕事。

駅まで送ってくれた担当者と分かれ、

ホームで電車を待っていたの。

 

 

 

担当者は

すぐには帰らずに、

電車が来るまでの10分間も改札にいて、

私が乗る電車を見送ってくれたの。

 

 

 

 

外部の人間に対しての気遣いと思いやりは

地方の方に多く残っている。

 

 

 

細かいことだけど、

ペットボトルで出したら1秒で済むところを

蓋つきの薄い磁器のお茶碗に茶たく。

丁寧に入れた緑茶。

きれいに硬くまるめられたおしぼり。

 

 

 

朝とお昼に2回も出てくるの。

 

 

 

東京では、

少なくとも私が仕事で出かける場所では

こうしたことはかなり少ない。

 

 

 

 

それを一言、「効率が悪い」からなくすのか、

「お客様をもてなす」ことを大切にするのか。

 

 

 

どちらがいいかは一概には言えない。

 

 

 

でも、昨日は、なんだかうれしく思ったわ。

 

 

 

もし、この人たちが予算がなくて、

でも、なにかやりたいって、言われたら、

何とかしたいなぁって、思うのよ。