薮蛇濃霧層 | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

随分前に、ある日オカンが歯が痛いということで、近所にある歯医者さんへ。

そこは、自分も小さいときから行っていた歯医者だし、うちから歯医者に行くと言えばそこみたいな、家族ぐるみでお世話になっていた歯医者。

そこへ、行き治療をしてもらう。

そこから数日、一向に痛みはおさまらない。

それどころか、どんどん痛みはひどくなる。

鎮痛剤をもらったものの、それを飲んでも痛い。

さすがに、これはおかしいという事で、オカンの弟の友達が歯医者をやっているということで、そちらで診てもらうことに。

すると、言語道断の手抜き治療だったのだ。

どうやら、歯茎の中に膿のようなものが溜まっていてそれを掻き出さないといけないのに、そこでは歯に詰め物をしただけで、なんなら膿が外に出ないようにしていたのだ。

フツーに考えたら、そんな治療は有り得ないらしく、歯医者なら誰でもわかることだったらしい。

で、そこで、ちゃんと治療をしてもらい、事なきを得たのだが、その膿が歯茎の中で溜まり、ひどい場合は脳にまで達し、脳をやられたり、最悪死至る可能性もあったんだとか。


そんな歯医者がのうのうと歯医者の看板を掲げて今日も営業している。


「訴えたらいいねん」みたいな話にもなったが、無事やってんやし、ご近所やし的なこともあるし、という実にオカンらしい理由でそのままに。

その後、家族は誰もそこには行かなくなったのはもちろんのこと。


さらにそこから10年くらい前?、自分は小学校の頃に、体育館で縄跳びの授業中に二重跳びに失敗して、顔面から床に激突し、前歯を折った。

今も差し歯です。

学校から直接歯医者に行くことになったんですが、先生に「いつも行っている歯医者は?」と聞かれて、そのヤブ歯医者って言ったけど、”たまたま”その日が休診日だったので行けず、違う歯医者に行くことに。

そこは、大きい病院の中にある歯医者ってこともあって、ちゃんと治療してもらい、ちゃんと差し歯を入れてもらうことが出来ました。

もし、その時、ヤブ歯医者がたまたま休診日じゃなかったら、そこで差し歯を入れてたかもしれないと、思うとスッゲー怖くなりました。

差し歯にした数年後、歯が痛いなぁ…ってのを数日放っておいたら、朝起きると、顔が2倍くらいに膨らんでいた。

差し歯のところから菌が入り、歯茎の中で膿かなんかが溜まっていたらしい。

で、即歯医者へ行き、即手術で助かった訳ですが。

歯医者で、メスを見たのはあれが最初で最後ですね・・・

で、ヤブ歯医者で差し歯を作ってたら、そのときもそこで治療していたら…とか、考えると、ねぇ。


なんかココまで行くと、なんてことない壷を高額で売りつけてくる輩と大差ないようにすら思えますね。


オカンの弟さんから聞いた話によると、歯医者というのも大変らしく、休みなる度に、やれ大阪だ、やれ東京だで行われる講習会とかに行くんだとか。

情報や知識や技術も日々進歩するから、歯医者になってからも、常に勉強を続けなければならないらしい。


でも、そのヤブ歯医者はそれ以前の問題なんですけどね。


そんなこともあって、歯医者に限らず、すべての医者に対しては、結構疑心感たっぷりなんですよね。

うちのひいばあちゃんも、誤診のせいで、適切な処置が遅れて、死ぬのが早まったりもあったしね。


で、最近歯医者に通ってるんですけど、終わるたびに「次いつにしますか?」って聞かれると、物凄くテンションが下がります。