ラーメン屋さんでサクセスストーリー | マニラではたらく社長のブログ

ラーメン屋さんでサクセスストーリー

遅まきながら、グリーンベルト5に新装開店した

Kenji Tei
けんじ亭


にいってみた。




いやいや、よく流行ってますねーーー

お昼時は席が一杯。。


あと、お店、特にインテリアが超オシャレでビックリしました!ラーメン屋さんでここまでオシャレなインテリアはなかなかないだろうなー


見晴らしも最高だし。



思えば、このkenji Teiさん、今でもあるけど、一号店は、BFホームズの片隅で8畳くらいのスペースに10席くらいしかない、小さーなラーメン屋さんです。


自宅と、アラバンのオフィスに近いので、昼も夜もしょっちゅう行っていたけど、夜は、オーナーさんがいつも、ここで自ら伝票の整理をしていました。

僕の記憶が正しければ、彼はまだ30代そこそこの若いフィリピン人で、お店のすぐ近くで、高級外車の中古車?のインポーターみたいな仕事をしている人ですが、日本に何度か行き、ラーメンがすごく好きで、見様見真似でラーメン屋を開店してみたと言っていた。

日本人のシェフとか入れているのか?と聞いたら、それは入れずに、日本で自分が覚えてきた味を何とか再現しているとか。。

なので、自分が行く度に、「今日のラーメンはどうだった?」とか、「柔らかすぎなかったか?」とか、「スープはどうだったか?」、などなど、ガンガン質問を受けたりしていた。

日本人なら、味を知っているだろうということで、日本人が来る度に聞いていたのだそうな。

ぶっちゃけ、メチャクチャ美味しいわけでもなく、でも決してまずいわけでもなく、まぁ、普通かな、というラーメンだったし、たまに麺が茹で過ぎでブヨブヨだった時もあるし、餃子の芯が冷たかったり、ネギ味噌ラーメンのネギが硬すぎて食えなかった時などもあったりもした

ホント、開店当初の話だけどね。

そして彼は、夜になると、端っこの席に座って、毎日の伝票の整理をイソイソとやり、自分で帳簿をつけていました。


そんな彼が、グリーンベルト5の超一等地に、ドカーーーンとすんごい二号店を出した日本で言えば、銀座のど真ん中みたいなところ。


いいスポンサーがついたのか、もしくは元々金持ちなのか、1号店で儲けて資金を作ったのか、よく分からないけれど、GB5の三階にお店を構えるというのは、ホントにすごいことだ。

70席くらいはあるのかな。家賃だけでも相当なものだと思う。


ラーメン一本でも、ここまでやれる!というベンチャー魂の成功例ですね!


日本人でもそんな人が飛び出してほしいものですねー


人口も増え、平均所得も徐々に上がり、マニラ周辺の都心には、益々人が集中してきているので、多少高くても、味がしっかりしていて、立地が良ければ、いくらでも人は来るので。


高級日本食屋というよりも、

「ラーメン」

という切り口で発進していったのが良かったのかもしれないね。


ラーメンの味を知っている日本人!

フィリピンの人に負けてられないよー!

日本で磨いた腕をひっさげて、是非チャレンジしてくださいー



とりあえず、頑張れタバチンさん