フィリピンでの求人活動 | マニラではたらく社長のブログ

フィリピンでの求人活動

BPOの新事業。

お客さんと一緒に一生懸命立ち上げ作業をしているわけだけど、思わぬ形で人の確保に苦労た。

以前はフィリピン人スタッフを雇用する時は、本当にワンサカ集まってきて、100人の中から上位2、3人を採るなんていう世界だったけど、BPOとかコールセンター系の人気職種になるとやはり同業他社がゴマンといるだけに、フツーに公募してもダメなんだな、というのはよく分かった。

一番最初は、フツーにJOBサイトに出した。

が、書類選考すべき、応募者自体が思ったより全然集まらない。パイが小さいものだから、どうしても選択肢が限られてしまう。

で、ネットじゃダメだ、ということで、大手の新聞広告に切り替えた。大分マシになった。とりあえず多数の応募者は来た。

が、面接にバックれる者も続出。目標値の6割くらいしか採用が出来なかった。

あと4割を何とかしないといけないので、もう一度ネットにチャレンジ。

フツーの求人広告では効果がないと言うことが分かっていたので、内容を皆で考えて、すごく工夫してみた。求人サイトにもお願いして上位表示、キーワード設定など、出来る限りの工夫を試みてみた。

すると・・・

掲載10分後から、10分おきに一通の履歴書が届くレベルで、ワンサカと応募が入りだした。タイムリーに見ていこうと思っていたので、自分のiPhoneに転送設定かけていたものだから、iPhone君もキンキン鳴って大変なことになった。

半日で数十名、1日で100名強が一気に集まった。

そして、面接のスケジューリングもローカルのHR任せではなく、自分たちで一つ一つ対応していった。


こういった活動は、「フツー」じゃダメなんだ。
ローカル任せでもダメ。

競争の激しい職種であればあるほど、逆に言えば人材のパイは大きいわけなので、如何にして興味を惹かせるか、如何に目につくようにするか、あらゆる工夫とキメ細かさを施していかないといけないわけですね。

いい勉強になった。

色々な意味で、「今まで~」という感覚は通じなくなってきている。時代も流れているのだから当り前か。

何事に置いても、柔軟に対応出来る姿勢が大事ですね。


それにしても、インターネットの世界は不思議なものだ。文章と、キーワード設定と、表示順位、広告などで、あまりにも大きく変わるものなんですね。

うーん、ノウハウをもっと貯めないと。。