韓国人ベンチャー社長 | マニラではたらく社長のブログ

韓国人ベンチャー社長

10年くらい前からの知人で、色々な形でベンチャー的な事業をやっている韓国人の社長と最近よく仕事をしている。

友人としての付き合いは長かったけど、「仕事」という意味ではごく最近の付き合いなんだけど、貿易、ファイナンス、英会話、レストラン経営など、様々な事業を取り込んでいき、それなりに成功している。(レストランなんかは失敗みたいだけど(;^_^A)

そして一緒に仕事をしてみて、気づいたんだけど。

とにかくレスが速い。
それと、夜中の1:00に見積書が来たかと思えば、早朝の4:00に請求書が来たりする。寝てないのか?

出先にいる場合は、携帯メールからとりあえず要件だけを伝えてくる。このレスの速さは、土日になるとピタッとレスが止まる会社勤めしているフツーのサラリーマンとは明らかに違う。当り前だけど。

というか、いつも事業のことを考えて生活しているのが、メールや携帯のやり取りですぐに分かる。

なんとなく同じニオイがするのかなニコニコ

レスが速いのが美徳ということではないけれど、自分の事業に対する責任感と危機感、向上心が自然にそうさせているのだろうな、と思う。

あと、何を優先しないといけないのか?今何をしなくてはいけないのか?ということを判断する感覚、それと一つの考え方に固執しないで、ケースバイケースでフレキシブルに対応する感覚を持ち合わせている。

色々な意味で大したものだな、って思う。


お父さんの莫大な財産を継いだ、いわゆる二代目の人なわけだけど、お父さんのお金にあぐらをかくことなく、さらに上を目指して、物事にチャレンジしていく精神を持ち合わせている。

羨ましいのは原資があること。原資があれば、アンテナに引っかかったものはとりあえず進められるからね。それが出来ることは重要だ。

持っているものを守るのも大変だけど、守るだけでは市場の変化についていけないのをちゃんと理解している。


仕事ができる人、成功する人ということの素養は、日本人、アメリカ人、中国人、韓国人を問わず、万国共通なんだなぁ。

「出来る人」というのは話をするだけで70%くらいは判断でき、そしてメールとかでちょっと突っ込んだやり取りを始めた段階でさらに20%くらいは大体見えてくる。

出来る人と一緒に仕事をする為には、自分自身の素養も高めていかないと、水平な目線で話をすることができずに、最終的には上手くいかなかったりするケースが多いから、自分ももっとスキルアップしなければ。


でも、そんな生活をずっと続けるのは、ある意味面白く、でもその10倍も大変なことだ。

大変であるが故に、たまにはゆっくり腰を下ろしたくもなるのだけれど、今は休んでいる余裕もないな・・・むっ