【企業戦士の妹達へ】証券営業16年ド根性物語1 | お部屋の整理とココロの整理をお手伝い。 ~女子力アップしちゃいます~

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4月はもうすぐ。

起業して丸3年になります。

 

 

私が起業したのは子供が幼稚園に入った時。

子どもが社会デビューしたのと同時に私も社会へ再度出ました。

 

 

最初の社会人経験はサラリーマン。

大学を卒業してすぐに証券会社に入社しました。

 

 

みなさんイメージされるそのまんまに

ノルマは厳しく離職率も高い職場でした。

最近ブラック企業など言われることも多い業種ですが

私が所属していたところは、

ブラックかどうかは自分次第だった。

 

 

 

 

バブルの名残で会社には楽して入りましたが

決して会社人生は順調ではありませんでした。

 

ただ、今、この時を頑張っている企業戦士の妹達に向けて

私だから言えるつらい時の乗り切り方などもお伝えできるのでは 

と思い、16年余りの会社員生活を振り返ってみます。

 

 

 

 

マイペース更新になりそうなのでのんびりお付き合いください。

 

 

 

 

平成3年4月。

 

私は証券会社の営業として

日興証券(当時)大阪支店に配属されました。

 

 

私が所属していたのは投資相談課 というところ。

ほとんどが女性の部署で総勢50人ほど。

大阪支店は全国で一番規模が大きい支店でした。

営業だけでも200人以上の人員を抱える大世帯。

 

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お正月初出勤は大発会と言って着物で出勤していました。

 

 

 

 

 

「証券会社で営業を16年しておりました」

 

 

 

こう言うだけで知っている人は震え上がる

根性はお墨付き と言ってもらえる世界。

 

 

 

義母は、この事実だけで、

ただの一度も私に文句言ったことございません(笑)

 

 

 

主人のいとこがとっても気が強い女性なのですが

証券会社の営業3年でもう耐え切れなくなった という事実があって。

(ついでに超美人なので選り好みして結婚した)

 

 

 

 

自分でもどうしてこんなに長く勤められたんだろう と

以前からずっと不思議でした。

一つ言えることは結婚相手がいなかった という事実(笑)。

ただ、この会社で社会人としての基礎を叩き込まれたこと。

本当に感謝しています。

この経験がなければ確実に今の私はありません。

 

 

 

 

私の会社人生の中で一番辛かったのはいつかというと

実は、入社1年目。

 

 

ノルマはもちろん社歴とともに上がっていくし

会社の遍歴に比例して仕事のしんどさも格段に上がりました。

 

だけど、私にとって一番きつかったのは新人時代でした。

 

 

 

総勢50人以上の先輩、ほぼ女子ばかり。

みんなとても綺麗でした。

 

窓口でお客様と対応するということもあって、

ほんまにべっぴんぞろい。

 

だけどね。

 

 

 

めっちゃ意地悪やった(笑)。

 

 

 

 

私は、マイペース。

急いだり焦ったり自分では精一杯しているのに

それが伝わらないんですね。


 

 

 

 

「さっさとし~~や!!」

 

 

「何モタモタしてんの!!」

 

 

 

先輩のお客様の対応でわからないことがあったから

本人に聞こうとしても

 

「今忙しいから無理!!」

 

 

 

結果、きちんと対応できなければ

 

 

「ちょっと、私のお客さんに何失礼なことしたんよ??」

 

 

と怒鳴られる始末。

 

 

あんたのせいやんか。

あんたのお客さんやろ、自分で対応し〜や。

思っても口が裂けても言えません。

 

 

挨拶しても、完璧無視。

 

 

 

そんなことが半年くらい続きました。

 

 

当時は縦割りのチームだったんですが

各人の割り当てのノルマがあってね。

たとえ新人であってもそのノルマがこなせないと

まぁどんなこと言われるかわかったもんじゃありません。

 

後にも先にも数字のプレッシャーで

体調を崩してしまったのはこの1年だけでした。

 

そう、生理が止まったのもこの時だけだった。

 

 

 

一生懸命やっているのにわかってもらえない。

それが当時の私には本当に辛かったです。

 


私の特性である
焦りが顔に出ず常に堂々としている というのは

人前で話をする上ではメリット。

頭の中真っ白に飛んでいてもどえらい涼しい顔で

話をしているらしく(笑)その特性に何度も助けられました。

でもフレッシュな時代にはこういうこともあったのです。

物事本当にどちらから捉えるのか で全然結果が違いますね。

 

 

プライベートでは、当時お付き合いしていた人に

そろそろ結婚しよう と言われていました。

神大工学部卒の超エリートで仕事がめっちゃできる人でした。

人柄的にもとっても素敵で人気者、自慢の彼でした。

 

ええ、もちろんそのままゴールインするわけありません(笑)。

 

本当に仕事がつらくてつらくて精神的に余裕がなく、

彼に八つ当たりした結果

フラれる という踏んだり蹴ったりの状態でした。

 

 

 

 

今でもこの時のことを思い出します。

 

ああすればよかったよな。

こういう対応なら違ったよね。

 

いろいろ思うけれど私には必要な経験。

この経験があるから今、乗り越えていけることが多々あります。

 

渦中では気持ちに余裕もないし

何も考えられないのが実情です。

 

当時は私だけどうしてこんなに不幸なの?

って思っていました。

 

 

 

時同じくして商社に勤めていた友人が、

お局様にこっぴどくいじめられていました。

自分のお茶が入っているマグカップにタバコの吸殻を入れられた とかね。

まさに陰湿 という言葉そのものでした。

ま、よくある話ですが誰もその女性に注意できないのですよね。

 

お互いに、どんだけ自分が大変か を語り合い、慰め合う という日々。

 

 

でもそういう日々も長くは続きませんでした。

 

 

私の超マイペースな性格も徐々に理解されてきて、

先輩からの無視もいつの間にかなくなり

失恋の痛手からも立ち直りました。

 

 

 

 

ただ、上司との軋轢が始まったのです。

これがね~また。
未だに夢に出てくる。しつっこいわ(笑)

私にとっては超ブラッキーな感じ。

先輩との出来事とは違った辛さがありました。

 

 

 

 

続きます。