Tumpek Landepに作ったもの(備忘録) | MaiMai Bali のブログ

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クバヤとバリ芸能が大好きなマンアユの独り言。
バリ島デンパサールよりドロドロのバリ人ワールド・バリ人あるあるなどを一方的に綴ります。
※イジワルな人&大阪弁のニュアンスのわからない人は読まないでね。


Tumpek Landep(鉄の日)ってもう10日も前のお話??

ホンマに早い。月日が経つのが早すぎる今日この頃。

今さらですが、鉄の日のウパチャラの様子(7か月後の自分の為に汗

210日ごとに巡ってくる鉄の日ですが、その度にお供え用のフルーツや食材を買い込んで実家に帰ります。

ウパチャラによってお供え物が違うので、どのウパチャラにどんなフルーツをどれぐらい買って帰ればいいのか把握するまで、結構時間がかかりました(未だにちゃんとわかってない)

最初の頃はとりあえず足らないよりは多い方がいいかと思って大量に買って帰り、ウパチャラ帰省の度にメメと兄嫁に叱られたり・・・。

「もったいない!!なんでこんなにバカみたいに買ってきたの!!」って・・・涙

だって旦那の指示だったんだも~ん。

今だからこそわかりますが、男の人ってお供え物に必要な物の詳細知りませんよね。

こんなド素人の外国人嫁と、イマイチわかってない旦那に大切なウパチャラの買い物を任せる方が悪いんでしょーが。

「お金払うからメメが準備して」て言った事があるんだけど、「足がない」て断られ。

確かにね、その頃家族で1台しかないバイクを義理兄が仕事に乗って行ってたし、隣近所の親戚も同じような状況でちょっと遠くまで行く足がなかったのよね。

最近はウパチャラごとにお供え物の写真を撮って次回の買い物の参考にするようになった私。

という事で多分7か月後、このブログを読み返してる私がいる事でしょう( ´艸`)

旦那の実家はPandeと言われる鉄職人の家系で「鉄の日」はガルンガン・クニンガン(お盆)と並ぶほどに重要な日。

なので毎回親戚が大勢集まる大きなウパチャラがあります。

と言っても私が帰省するのはいつも前日の朝なので、それまでに色々な準備が既に終わってます。

実家に着いたら「出来立てのジャジャォ(お菓子)あるよー!食べなさい!」と兄嫁に言われ

「わちゃ~(><;)また出遅れた・・・・」と思う私。

こーいうの。


私「わー、また今回も手伝えなくてゴメンね・・・・」

兄嫁「何言ってるのよ!大丈夫よ!さぁ食べて食べて!!」

全く期待されてないのがよーくわかる。

そして私はこのジャジョォたちが嫌いなのであります(-。-;)

左上はお菓子じゃなくてごはんだけどね、右上のはウパチャラの定番お菓子バンタル。

もち米に小豆やらバナナやらを入れて蒸したもの。

キライじゃないけど、食べにくくて半端なく手が汚れるのがね、、、
嫌なんですよね、私。
(手洗い魔です)

すぐに手が洗える環境なら問題ないんだけど、手を洗いに行くだけでも大変なのが田舎の暮らし。

そしてベタベタの手の時に限って用事を言いつけられたりするのよね。

いつも思う。

空気読んでくれ(-。-;)

そして下の二つは蒸しパンみたいなお菓子だけど、口の中の水分全部吸収される感じがね、、、
嫌なんですよね、私。

しかも台所でめっちゃ大量にハエたかってるの見てますし。

なのに、お皿に爆盛りにして持ってきて「食べろ!食べろ!」攻撃。

バリ人得意の「Makan!! Makan!! Ayo!! Makan nee!!」

最近は「いらん!」て言えるようになりましたけど、最初の頃は嫌々頑張って食べてましたよ。

だって優しさとかおもてなしとかをムゲにできませんやん。

でも兄嫁はこーゆーケーキみたいなお菓子作らせたら天才的で、普通に売れるクオリティ。

「お菓子作りが間に合わなかったので、チャナンでも作ろうかな・・・・」(でけへんくせに言ってみた)

あ、そうですか。昨夜もう全部終わってるって?失礼しました。


そして日中は暑すぎてみんな昼寝するので、結局夕方にいつものお手伝い。




フルーツやら煎餅みたいなんやら、一定の法則に従って盛り付けていきます。

最後に(昨夜既に作ったという)チャナンを乗っけて準備完了。

毎回私の当番はこれだけ(誰でもできる)。

それでも近所のイブイブがやってきては「出来るの?!エライね~!」と褒めてくれます汗

そして1世帯に付き2個、このデカいお供えを作ります。
この二つは私の分。


でも今回は私がチビコマンに絡まれてる間に、兄嫁が作ってくれてました(・Θ・;)

ぐちゃぐちゃに詰められてますやん、もっと綺麗に盛り付けしたかった・・・(泣)

いやいや、感謝、感謝。

いつも助けてくれてありがとう!マデラブラブ

気になるこの中身はですね、ほぼフルーツとお菓子。ジュースとかも。

一般的にはフルーツタワーを作ってお供えするようですが、実家ではタワーは作らずソカシヴァージョンです。

私がいつもお供え用に変なお菓子(酒のアテみたいなんとか)や飲み物を(自分好みの物)買って行くので、毎回笑われます。

今回爆笑されたのがコレ。


色々詰めた後にデカいシフォンケーキみたいなのを一番上に置くんです(右側のが定番)

でもクソ甘いしパサパサで不味いし意外と高いし嫌いなんですよね、私。

という事でパン屋さんで見つけたデカいメロンパンみたいなのを購入。

「ちょうどいいデカさやし、これもRoti(パン)やしええやんね??」と旦那に聞いてみたら

「ええんちゃう?」

知らんな、この顔は(-"-;A


そして実際このパンを見た兄嫁や親戚のおばちゃんみんなで大爆笑!!

「新しいわね!このパターン!!きゃはは~!!」

「Model baru ya」

「でも上にチャナンが置けないわよ!」

「大丈夫!パンを裏返せば上にチャナン置けるよ」

「あんた、賢いわねー」バシバシッ!なぜか叩かれる

こんなしょーもない事で、大騒ぎするバリのイブイブは可愛い。

ちなみにカンプンにパン屋さんなんてものはないので、みなさん初めて見るジャンボメロンパンだったようです(;^_^A

当日の朝は4時半に起きて、落ち着いた頃に兄嫁と一緒にこういうのを作りました。
「鉄の日」の儀式で車やバイクのミラーに吊り下げたり巻いたりする飾りですね。


そして午後からはムラジャン(家族寺)でお祈りです。

この日は風もなくガンガン照りで本当に暑かったあせる

中央で聖水を持っているのはマンクーのバパ(義父)です。かっこいいラブラブ


あっちもこっちも赤い布や傘やペンジョールで飾られてるお寺は、Pandeのお寺だそうです。

鍛冶屋の家系なので炎を意味してるのでしょうか(勝手な思い込みで不確かな情報)


お祈り中は、このようにご先祖様の前に先ほどのお供え物を供えます。


お寺でのお祈りが終ると、バイクや車にお供えをしてまた新たに儀式が行われます。

正装でスンバヤンが大好きなチビコマン。カワイイラブラブ


この儀式が終るとお寺に戻り後片付けをして終了。

全てが終わる頃には日が暮れかけていました。

マンディしてご飯食べて、さぁ休憩・・・・

なんてできません!

親戚一同が集まってますからね、夜中までぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋りまくるイブイブたちの横で座ってボーーーーーーーー。

210日ごとにやってくるTumpek Landep

バリ嫁修行はまだまだ続きます( ̄ー ̄;




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