『BASARA』 (田村 由美)
物語は、文明が滅びた後の日本。
暴君の支配に人々は苦しみ、“運命の子”と予言された主人公 更紗(さらさ)が、
日本を戦のない緑豊かな国にするために立ち上がる。
更紗は、白虎の村の長の娘。
ある日、赤の王に白虎の村が襲われ、兄タタラと父を殺されてしまう。
村人たちを助けるため、更紗という存在を消し、運命の子“タタラ”として生きることを選ぶ。
物語冒頭で、家族や村人の敵を討つために赤の王と一戦を交えるが、
自らの迷いと驕りから、大切な人たちを失ってしまう。
大切な人を失うかもしれないのに、犠牲を出してまで、自分がやりたいことをやらなければ
ならないのか、と赤の王の片腕と知らずに、四道(シドウ)に問いかけた時の四道の台詞がコレ。
犠牲を少なくしたいのなら、迷いはないか、最善を尽くせているか、常に自分自身に問え!
それでこそ犠牲は少なくなる。
やる前から、やるかやらないかを考えるより、いかに最小のリスクで最大の効果を得るように実行するか
を考える方が、きっと楽しいし、いい経験になる。
何かやりたいことがあるのなら、迷わずに目標を目掛けて突っ走ることも大切。
みなさん、迷ってませんか? 一歩踏み切れないことはないですか?
自分の取り組み姿勢で、結果はまったく違ってくる。
だから、思い切って飛び込んでみよう