猫の膿胸・・・レンちゃんとポンちゃん。 | 小梅にゃん日記

猫の膿胸・・・レンちゃんとポンちゃん。

昨年の1月11日にレンちゃんが膿胸を発症して


暮れの12月になって まさかのクロポンの膿胸の発症


先生のお話しでは レンちゃんとクロポンの病気に関連性は無いとの事でした

我が家の場合 たまたま違う病院での治療となったので

ご参考までに記録してみました

レンちゃんがお世話になった病院を現在の病院に替えたのは

遠方だからという理由だけで 不満があった訳ではなく

むしろ 大変信頼していた先生です



猫の膿胸


【原因】

 胸空内に細菌感染が起り膿の液が溜まる病気です

 細菌感染は外傷もしくは肺炎、気管支炎から波及することによって起ります

 血液やリンパを介して感染する事もあります。

 猫エイズやウィルス、猫白血病ウィルス感染がもとになり、免疫力の低下で引き起

 こす場合もあります

 猫では原因不明で発症することもおおくあります


レンちゃんの場合


1月11日(日)通院


 あきらかな 呼吸の異常を発見

 とても 苦しそうで 肩で息をしています

 しかし

 それまで、普段の生活で異常を感知する事はありませんでした


 片肺が真っ白な状態です。

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レンちゃんの肺のレントゲン写真(後日面会に行ったオトンが撮影)

 


1/11~1/14まで入院 費用 ¥48,060-


     レントゲン撮影料         

     レントゲン診断料

     入院費(酸素テント)(3.5日)

     胸腔穿刺処置料  

     静脈内点滴処置料

     抗菌注射料

     細菌培養検査

     薬剤感受性試験料


この時、日曜日と言う事もあって いつもの病院に間に合わず

開いてる病院を探して行きましたが

かかり着けの病院を聞かれ 後日転院となりました。



1/15転院~1/24まで入院 ¥124,790-


   
     胸腔カテーテル留置

     鎮静料

     胸腔洗浄

     静脈点滴

     レントゲン撮影料

     レントゲン診断料

     静脈点滴料

     抗菌注射料

     ウィルス検査料(FeKV、FIV、FIP院外)

     入院費(9日)



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この時のレンちゃんはガリガリで
ホントに治るのか不安で一杯でした


転院して診察した先生は、直ぐに ドレーン挿入の手術をしますと言われて

へっ、最初の病院での治療は いったい何?の気持ちでした

転院させられた事に オトンは かなり憤慨しておりましたが

結果、いつもの気軽に話せる先生にお世話になって正解だったかなと

思います。

完全に膿が出なくなるまでの入院でした

入院中は食欲は無く かなり痩せていました。

しかし 差し入れのカニカマは食べてくれました。


    ウィルス検査の結果 レンちゃんの場合FIPが陽性でしたが

    これが膿胸の直接原因ではなかったようです

    やはり原因は不明です



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レンちゃんは退院時 体重は3Kgを切って とても 痩せた状態でした

それが、益々不安な気持ちに なりましたが

その後は 順調に回復していきました。





クロポンの場合  

12月23日通院
  
  呼吸の異常
  しかしレンちゃんの場合と違って 口を開けて呼吸する様子もありません
  ただ、かなりしんどい状態で2、3歩歩いて 立ち止まるという状態でした
  
  それまで 良く寝ていたのですが 
  普段から ゴロゴロと寝てるポンちゃんの場合も
  まったく 異変に気付きませんでした・・・反省 が~ん

  
  今回も レントゲン写真を撮る余裕もありませんでした
  レンちゃんの時よりも白い部分が多く
  片肺の半分くらいがようやく機能してる状態でした。
  この時点でエイズ、白血病共に陰性で
  はっきりした原因は不明です


12/23~12/30 入院 ¥87,150- 

    一般血液検査
    血液生化学検査
    血液特殊検査料(猫コロナウィルス抗体)
    レントゲン検査料
    胸水抜去処置料
    細胞診検査料
    静脈点滴処置料
    抗生剤投与料
    入院費(7日)(ここの場合1日の入院費が安いので、助かります。)




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入院4日目のポンちゃん
レンに比べて余りの早い回復にビックリ
院内を散歩する余裕も
看護士のお姉さん方にも、かなり甘えてましたが~ん


30日退院 1日3回の投薬による自宅療養


この時点で レントゲンを見ると 片肺は完全に復活

片肺には まだ白い影が見られます。この状態で日常の生活には障害なしとの事でした。



退院時 車の中では元気にゴロゴロ ニャ~ゴのクロポンでしたが


自宅に帰ると 呼吸に異常が見られます

ハトの鳴き声見たいな音がしています

先生から 呼吸に異常が有る場合 いつでも来て下さいと言われてました

しかし 翌日になり 呼吸は落ち着いたように見られます

食欲無し 水も飲みません

無理やり 食べさせると 足でつっぱって抵抗します

完全 逆戻りのようで かなり落ち込んでしまいました。


正月明けの4日 通院 ¥7,350-


    レントゲン検査料

    膿 250cc 

    投薬1週間分 


この後 

ようやく食欲がでて 元気に動き廻る様になってきました


13日再通院 ¥7,350-


    レントゲン検査料

    膿 180cc

    投薬1週間分


完全に膿が出なくなるまで 通院の予定です。




正直、ドレン挿入での治療の方が完全なように思えて

なかなか完治しない ポンちゃんの容態に治療法に対する不安を感じてました


先日の はぐれ猫さんのコメントにもあったように

最初 菌の培養検査をして

それに合わせた抗生剤の投与がされると思ってます

最初にレンちゃんがお世話になった病院に勤務されていた現在の先生なので

基本的には治療法は 変わらないのではと思い

あえて お聞きしていませんでした。


やはり

状態に応じての治療法の選択になるのでしょうが

2匹の様子を比べてみると

確かに 猫の身体に負担がかからないのは ポンちゃんの治療法の様ですが

しかし 完全に早く 膿胸をシャットダウン出来るのは

胸腔カテーテル留置によって 膿を抜き洗浄する方法のように思えます。



ポンちゃんの場合 まだ 完治には至っておりませんので

まだまだ 気が抜けない状態です。

ポンちゃんもやはり 体重は減ってるのですが

もともとデブっちょなので 抱っこしても痩せた~って

感じがしないから 元気そう!って

錯覚するから恐いです(笑)



治療法、費用等を記録に残そうと書き始めたものの

仕事の合間にチビチビ書いていたら10日もかかってしまいました キティちゃん×汗

ほんとに ボチボチです。

すみません、訪問もぼちぼちですえへ






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