CIVIC FD2に
M&Mオーリンズ タイプ2の足回り、
リアピロマウント、
リアタワーバー
調整式リアキャンバーアームの
足回り4点KITの装着です。
上記画像にリアタワーバーが追加装着されます。
今回ご紹介いたしますのは、
鹿児島県からご来店頂きました、CIVIC FD2のユーザー様です。
ご遠方ですので、事前に電話やメールで、
ご注文内容やセッティング内容をお聞きして、
ご来店予定に合わせて今回の取り付けになります。
今回ご来店に合わせ、福岡にご一泊されてお車をお預かりしての作業になります。
他県からのご来店で今回のユーザー様のようにご一泊の予定でご来店される
ユーザー様は多いですね。
特に関西、名古屋からのユーザー様が増えてきています。
今回の取り付けパーツは、
CIVIC FD2では大変好評の足回り関係です。
全国の通販でのご購入でも、
M&Mオーリンズ タイプ1、タイプ2
リアピロアッパーマウント、
リアタワーバー、
リアキャンバーアームの
4点セットでのご注文は、
CIVIC FD2ではかなり評判が良く多くのご支持と装着頂いております。
下の画像フロントピロアッパーマウントと上の画像のリアピロキャンバーアームの2点で
前後のキャンバーを調整します。
上記の画像は、人気商品のリアピロアッパーマウントです。
FD2以外にも、CR-Z FIT GK GE GD FN2などが設定されています。
今回のユーザー様のセッティング内容は、
車高は前後平均20mmのダウン、
スプリングレートは
サーキット走行に対応できる、フロント 10K リア 14K の設定です。
このレートは、ストリート走行においても対応できる、
セッティングです。
通常のストリートオンリーより若干高めのバネレートの選択になります。
アライメントの設定は、
ユーザー様のご希望もありまして、
キャンバーを前後ともポジティブ方向に戻し、
タイヤの片減りを抑えます。
数値的には、フロント0.7度 リア1度です。
このキャンバー角のセッティングは、
フロントはピロアッパーマウントで調整します。
リアは調整式のピロキャンバーアームで調整します。
リアキャンバーアームは車検対応商品ですので、
今回の足回り4点KITすべて車検対応商品です。
サーキット走行の場合は、フロントのキャンバーはネガティブ方向に、
リアの場合は、タイヤセッティングで大きく変わります。
トーインのセッティングは前後とも±0です。
今回は、純正ダンパー形状のスポーツダンパーからの交換になります。
純正ダンパー形状のスポーツダンパーと大きく違うのは、
車高調整ができることと、車高ダウンに合わせて、
ショートストロークにより、ダンパーの上下の動きのバンプ、りバンプが適正に働き
高いバネレートにも減衰力が対応しスポーツ走行やサーキット走行の
荷重の負担が多い、コーナリング、ブレーキングなど、
素早く確実に安全に対応できることです。
M&Mオーリンズ タイプ2のスペック
減衰力調整:DFV仕様伸圧同時20段調整/前後
減衰力設定:専用設定済み
キャンバー設定:ブラケット部純正に準じる。ピロアッパーマウントにて変更可
ピロアッパーマウント調整角:2.5度に±1度(1.5度~3.5度調整可)
車高調整範囲:可能 F/±0mm~-30mm R/±0mm~-30mm(±5mm)
フロントダンパー構造:倒立式/全長車高調整式
リアダンパー構造:全長車高調整式/スプリングスペーサーにて車高変更
有効ストローク:M&M設定
バンプラバー:ウレタン
ショック構造:単筒式
ケース材質:F/スチール(特殊加工)ブラケット/アルミ R/アルミ
ピストン径:フロント/40Ф リア50Ф
アッパーマウント:調整式ピロアッパーマウント
リアスプリングリテーナー調整:エンジニアリングPCスペーサー調整
スプリング:前 後F/10Kg(直巻き) R/14Kg(直巻き)設定
仕様変更:可能
オーバーホール:可能
想定走行ステージ:街乗り~ワインディング、サーキット走行
上記の画像は、リアのアッパーマウントの画像です。
ゴムマウントは純正アッパーマウントです。
リアピロアッパーマウントと比較してください。
純正ダンパーから車高調ダンパーまで対応できるリアピロアッパーマウントです。
純正ダンパーの場合、リアの挙動の収まりが悪く、ピョコピョコ跳ねる不快な現象が起こりま
す。
車高調で強化スプリングを装着した場合、初期制動が抑えられ、緩慢な動きとなりダンパースト
ロークに影響を及ぼします。この原因は、純正のアッパーマウントのゴムブッシュの1箇所の1
点でしかダンパーと車体に固定されていませんので、ゴムブッシュが初期制動時に前後、左右、
上下とネジレたりヨレたり歪んだりするのが原因です。
このリアピロアッパーマウントは、最も負担がかかるゴムブッシュからピロマウントに交換する
ことでダンパーの初期の動きをダイレクトに、ダンパー左右のバンプもリバンプの動きをシビア
に感じ取ることができます。
追加でリアタワーバーをピロマウント本体に取り付けることで、より強度なリア足回り部位のボ
ディ剛性を果たすことができます。これは、ピロマウントがボディ本体に強固に固定されている
からこそタワーバーの性能を十分に発揮することになります。
この2点のパーツは、乗り心地にも大きな貢献を果たしています。ボディ剛性アップとダンパー
の動きがダイレクトに動くことで、純正ダンパーの初期の動きがスムーズに動く為に、嫌な突き
上げ感がなくなり、乗り心地が良くなります。その弱点を大きく改善する方法が、リアピロアッ
パーマウントとリアタワーバーです。
今回は足回りのベースとなる4点KITをすべて交換しましたので、
ストリート走行からサーキット走行に至るまで、
加速、減速、コーナリングなど車の特性が大きく変化しています。
ご帰宅までに慣らし走行は完了しますので、その違いを体感してください。
またその変化をお知らせください。
下記の画像は取り付け後の画像です。
次回のサーキット走行が楽しみですね。
今回はご遠方からご来店頂きありがとうございました。