『日本古書通信』が届いていたので、ペラペラとめくる。すると古書店のネット販売事情について書かれていた。なるほど、やはり時代を反映ているなと感じつつ、古書店主の取り組みを興味深く読んだ。ところで、ネットといえば最近腹立たしいことがある。長いこと某大手プロバイダを利用しているが、数ヶ月前より、新規契約者に対して、月額利用料の大幅値引きプロモーションを開始した。それはまあ商売だからよいとして、納得できないのが、今までの利用者に対しては、値段据え置きで、黙って高い料金で利用せよとの方針である。全く同じサービスを受けるのに、二重価格を公然と告知して、これまでの利用者を蔑ろにするその姿勢に失望を感じずにはいられない。フェアな商売を前提におこなうと公言されているわりには、冷たい切り捨てを平然とされるようである。なんとも失礼な話しである。おそらく今後の携帯事業でも、同じようなことをされるのではないかと、こちらも生憎利用者であるため、今から不審の念を抱かざるを得ないのだ。