悪意と言葉。

言葉は、武器になる。







武器は、傷をつける。痛みを伴う。悲劇をひき起こす。







言葉の武器は、その一瞬、見えない。







傷すら、その刹那は見えない。











言葉は、光にもなる。







光は、傷を癒す。希望を灯す。ハッピーになる。







どんより世界を泳いでいた時







言葉に何度、救われただろう。











言葉は、生き物なのだ。



よくよく耳を澄ませば



喜怒哀楽の感情をもっている。







……。







よく遊びよく学びよく働く、と


言った矢先



朝から



悪意に満ち満ちた言葉を耳にした。







耳に入ってきた言葉の真意を理解するたび



意識が淀んで目が濁った。

これほど痛々しい言葉に会ったのは久しぶりだった。



これは夢でしょう？



無意識に現実逃避。







怒りに震え、震え続け、



最後には悲しくなって涙出た。



本当はずっと怒っていたいぐらいだったけど



言葉が痛がっているのが伝わってきて



言葉の気もちになったら、泣けてきた。











言葉は、




光にも、武器にもなる。

その可能性は

正負の方向に伸びている。





言葉を何に変えて形とするのか。



言葉の強さを少しでもあなたが感じているとしたら。





どうか、ハッピーな言葉の使い方を。