あまりおおっぴらにはしていなかったが
ご多分に漏れず、私もmixiってやつをやっている。
ただ、ネットの匿名性は好きじゃないので
おおっぴらにはしていないが、素性は公開しまくりだ(笑)!


そのmixiに、今日ある人からメッセージが届いていた。
名前を見ると知らない人である。誰だろう?
タイトルを読んで、一瞬心臓が止まりそうになった。

メッセージのタイトルは
「トゥルークルク読んでいました」。

TRUE CROOK(トゥルークルク)というのは、
私が数年前まで作っていた雑誌の名前だ。

そのメッセージには
6~8年前に楽しみに読んでいたこと、
私の顔を知っていること、
引っ越しのたびに持ち歩いていまだに持っていること、
など、どうしたらいいかわからないぐらい
嬉しいことがいっぱい書かれていた。そして最後に

沢山の楽しみをいただきました。
どうもありがとうございます。

と。

もう、涙ボロボロで、読んだ。
何度も。

何度も。


記録を残すことの大事さを感じて
スタートさせた雑誌作りだった。

他人の記録ばかり残してきた気がしてたけれど、
読んでいてくれる人がいた、
楽しみにしてくれている人がいた。
そして、こんなふうにして誰かの心に残って
今日、その人の言葉にパワーをもらった。
これはすごいことだな、と思う。

10代から20代前半の
おいらのすべてといってもいいTRUE CROOKは、
もう過去のものになった。自分で、してしまった。
でも、けっして失ったわけではなく、続いているのだ。
過去は、確かに今とは違うものだけど、
切り捨てなくてもいいんだと知った。


何かを発すれば、そこには相手がいる。
受け取ってくれる相手がいなければ、何をやったって楽しくない。
だからちょっとぐらいつらくても、発し続けたほうがずっと楽しいのだ。

相手がいることがパワーになって楽しさが生まれること。
それが、自分の原動力になって 新しいものが生まれること。

なぜ、書くという行為が
日記じゃいけなかったのか。

忘れがちだけど、大事だったそれらのことを
思い出させてもらった。


読んでいるかわかりませんが
本当に、ありがとうございました。