さて。ついに明日5月15日全世界同時公開の
こちらの試写会レポート②。
後編は、ストーリー中心にいきます~
そういや、前作【ダヴィンチ・コード】は明後日
5/16(土)21:00~TVで放映されますねっ
特にストーリーに繋がりはないので観なくても問題ないけど、前作を思い出したい方には必見
あたくし、お部屋のTV壊れましたので、引越し予定の別邸のTVにて、DVD録画予約しときました~♪
【天使と悪魔】
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、
ステラン・スカルスガルド、ピエルフランチェスコ・ファビーノ、
ニコライ・リー・コス、アーミン・ミューラー=スタール
予告編でも明らかになっておりますが、本作では、
『科学と宗教の対立』が大きなテーマ。
原作では、【ダヴィンチ・コード】より前のものです。
ストーリーの謎を解く鍵となるのは、地動説を唱え、「科学の父」と呼ばれたガリレオ・ガリレイの資料が最も重要。そして、対立するテーマである化学の力も必要。が、それ以外にも、バチカンやキリスト教の、またイルミナティの歴史的背景や、当たり前ながらローマ周辺の地理的知識、ベルニーニの彫刻や絵画など美術史的切り口が複雑に折り重なり、かなりの頭脳戦となります。
( ・ิω・ิ)そこ↑が、おもしろポイント
※『イルミナティ』とは???
科学者を中心とした秘密結社。既に消滅したとされるが、今も一般社会のみならず政界にまで潜んでいるという説もある。単語を完全なアンピグラム(対称形)にデザインすることを好み、その紋章は彼らのシンボルとされた。物語の中で、ガリレオはこのイルミナティの一員であったとされる。
ナヴォーナ広場にもベルニーニの彫刻があります。
サンタンジェロ城
その他にも、歴史的建造物が多数出てくるので、
それらを観るだけでも、見応えあり
ストーリーは…
教皇が亡くなり、次の教皇を決める為、枢機卿たちは
コンクラーベと呼ばれる投票に入る。(コンクラーベの
期間は事実上、教皇不在の1週間となる。)
そのとき、別の科学研究所では、新しい物質の開発実験が行われていた。そこで起きたある事件をきっかけに、4人の枢機卿が誘拐され、ヴァチカンはラングドン教授に捜査の手伝いを依頼する。
そこには、宗教的な言葉で綴られた脅迫文が届いていた。。。内容は、誘拐した教皇候補の胸に「土」「空気」「火」「水」(科学の四大元素)をアンビグラムにした焼印を付ける儀式の後、殺害するというものであった。
( ・ิω・ิ)ラングドン教授らは、次々に処刑されていく
犯人の目的は、いったい何なのか?
複雑なトリックに、誰もが犯人に見えることも。。
ラングドン教授と常に行動するイタリア警察の彼は、
大丈夫なのか???
やっぱり目つきが怪しい。。。
聖職者カメルレンゴのこの目つきも怪しい。。。
前回同様、あの分厚いハードカバーの本2冊分を
映画化してあり、ギリギリの範囲で省略され、どんどん
ストーリーが展開していくので、目が離せません
そして、ラングドン教授たちは推理の末、事件の鍵となる
科学と宗教が、宗教的・歴史的都市の中で
どのように事件と関係するのでしょうか???
そして、事件のクライマックスへ。。。
やはり、、、と思いましたが、原作を読んだ人によると、
どうやら原作の半分も書かれていないようです。
それで当たり前やけど、もう少しガリレオ・ガリレイの資料についての詳細な説明や、カメルレンゴを始めとする聖職者たちの宗教的しきたり、イルミナティについてなどが複雑に謎解きに関係していくところを映像で観たかったな、と思ってます。
原作が気になって、読みたくなりましたよ~
でも、やはり、原作を知らない者にとっては面白い!
個人的には【ダヴィンチ・コード】より謎を追っかけやすく、
映画として面白く感じました
犯人からの殺害予告は時間的予告が含まれるため、
前作とは少し違ったスリルも味わえる。
ストーリーがどうしても説明的な構造になってしまうとは言え、
やはりお金かかってるだけあってCGやVFXを駆使したダイナミックな映像と、実際のロケの賜物である、臨場感はさすがのものセットや美術も凝ってるので、実物との境界線が曖昧で、それだけでも見る価値アリ
( ・ิω・ิ)もう一度、ゆっくり観たいなぁ
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