6月レシピ | 美養フードクリエイター 岩田 麻奈未 Offical Blog

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食材を知って食べれば、効果もUP
美味しく食べて、しなやか美肌と優雅な美ボディを養いましょう☆

6月のメニューです。

関東地方も、梅雨入りし、いよいよ湿度の季節になりましたね。

湿邪は、気の流れを悪くし、体が重く、諸症状を長引かせる特徴があります。

今月は、気の流れを良くし、体内から湿を取り除く作用のある食材を中心に
食欲のないときでも、さっぱりと食べられる和食にしました


空豆と夏野菜のゼリー寄せ バルサミコソース
june1

空豆の夏らしい香りと、鰹出汁が良く合い
バルサミコの甘酸っぱさが、味を引き締めます。

空豆など、豆類は利尿を促し湿を取り除き、
脾胃の働きを良くする効果があります。




<材料(4人分)>


空豆 4本 …皮ごと焼く
ナス 2本 …乱切り
プチトマト 8個 …4つに切る

昆布 2g …水に一晩つけておく
鰹節(厚削り) 6g
水 300cc
板ゼラチン 6g …水にふやかしておく

バルサミコ酢 適量




<作り方>


出汁
1. 昆布を一晩水につけておき、煮立てます。
2. 鰹節を入れ、5分煮立て漉します。

1. 鍋にオリーブオイルを入れ、ナスをじっくり焼きます。
2. 空豆は皮ごとグリルで焼きます。
3. 空豆、ナス、プチトマトをボールに入れ、塩で合えます。
4. セルクルに野菜を入れ、板ゼラチンを溶かした出汁を入れ、冷やし固めます。

器に、ゼリー寄せを盛り、さっと煮立てたバルサミコを添えていただきます。




鰹のたたき 香味ソース
june2

鰹の美味しい季節になりました。
この香味ソースは、我が家伝統の味です☆
お楽しみに


鰹は、鉄分・ビタミンの多い魚ですので、女性にはお勧めの食材です。
また、腎・脾の働きを助け、足腰のだるさや食欲不振・むくみに
効果があると言われています。

紫蘇・葱・茗荷など、ソースに含まれる香味野菜は
気の流れをよくして湿を取り除く効果があります。


<材料(4人分)>


かつお(生食用) 2冊
キュウリ 1本 …千切り

香味ソース用
大葉 6枚 …千切り
ニンニク 1かけ …擂り降ろし
茗荷 1個 …みじん切り
長ネギ 1/2本 …  〃
鰹節 2g
醤油 大さじ1
出汁 大さじ1

ポン酢ゼリー 適量




<作り方>


1. 鰹は、串に刺し直火で皮を焦がす程度に焼き、すぐに氷水に入れて冷やします。
2. 大葉以外の香味ソースの材料を全て良く混ぜ合わせます。


器にキュウリを敷き、たたきを盛って、ソースとポン酢ゼリーを添え大葉を散らしていただきます


山薬入りご飯
june3

デトックス効果抜群の雑穀ご飯です。
じゃこと梅紫蘇でさっぱりと。


山薬(山芋)は、たんぱく質分解酵素アミラーゼを多く含み
とても消化の良い体に優しい食材です。
脾・肺・腎の気を養うので、虚弱体質などにも向いています。



<材料(4人分)>


雑穀米 2合
山薬(山芋) 80g …1cmの角切り
塩 一つまみ

シラス 40g …空炒り
小梅 8個程度
大葉 4枚 …千切り
擂りゴマ 適量




<作り方>


1. 雑穀米・山薬・塩を入れ、圧力鍋で炊きます。
2. 小梅は、種を取って、小さく切っておきます。

炊けた雑穀米に、シラス・小梅・大葉を盛りいただきます



ずんだ餡の葛かけ
june4

初和菓子です。
葛かけ、ちょっと難しいですが、楽しいですヨ。


枝豆は、大豆・黒豆・茶豆など何種類かありますが
いづれも未成熟の実です。

大豆や黒豆も、脾胃の働きを助け湿を取り除く作用があり
浮腫みや疲れなどに効果があると言われています。



<材料>


枝豆 500g
砂糖 30g
塩 一つまみ

くず粉 50g
水 210cc
砂糖 120g



<作り方>


1. 枝豆は塩湯でにし、薄皮を剥いて潰します。
2. 1に砂糖と塩を混ぜ、すりつぶします。
3. くず粉を水に溶き、砂糖を加え、一旦漉してから火にかけます。
4. 葛に透明感がでるまで火にかけます(本がえし)。
5. ラップに葛を伸ばし、ずんだ餡を包みます。
6. ラップごと、氷水にさっと浸して冷まします。

自宅で作った和菓子は、翌日には食べましょう!


湿度が高く、ムシムシした季節には、ついつい冷たい物に
手が伸びてしまいますが、冷たい物は逆効果!
体を冷やして、返って体内に湿を溜め込んで
浮腫みやだるさの原因となります。


食欲のない時には、香りの良いものがお勧めです。
紫蘇・生姜・茗荷など…
そのほかお好きな香りの物をお食事に取り入れてみては
いかがでしょうか。