●プラス思考の弊害 5 | ズボラ流~1日10分でキレイ部屋キープ♪

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こんにちは~勝間まなみですかお音譜

 

前回 のプラス思考の弊害の続きです。

 

 

マイナスの感情がマイナスの思考を生み出し、

そして、そのマイナスの思考がマイナスの出来事を引き寄せるという、

魔のマイナスサイクル。

 

今、このマイナスサイクルにはまっている人が多いです。


・自分に自信がもてない。

・人の言うことが気になって仕方ない。

・自分の意見がいえない


という人たちです。そして、


・何も熱中できない興味がわかない・・

・なにをしても楽しくない・・・

・片付けなくてはとおもうのに身体がうごかない・・・


という人たち。

こういう人たちは要注意です。かなりマイナスの感情がたまっています。

なぜなら昔の私と同じだからです。この状態は鬱一歩手前です。

 


今回は、このマイナスのサイクルから一歩抜け出したAさんのお話をしたいとおもいます。

 

Aさんは、勝間塾の生徒さんです。

 

出産を控え、赤ちゃんのためになんとか部屋を綺麗にしたいというおもいと、

 

その頃、精神的に参っていたということで、マニュアルの中のメンタルクリアリングと

 

サポート付に興味をもたれ、購入していただけました。(メンタルクリアリングとはマイナスの感情を消化する方法です。)

 

Aさんも、昔の私とおなじように、マイナスのサイクルに入ってしまい、なかなかそこから抜け出せず苦しんでいたのです。

 

お母様やご主人との関係もうまくゆきません。

 

そんな悩みを聞きながら、何度かメールでのやりとりをしながら、

 

Aさんの気持ちを少しづつほぐしてゆき、メンタルクリアリングを実践していただきました。

 

そうやって、メンタルクリアリングでマイナスの感情を消してゆくうちに、

 

今まで見えていなかった、母親との関係、家族との関係が客観的に見られるようになってきました。


そして、子供の頃のある出来事を思い出しました。

 


何故、片付けをしようとすると気が重くなるのかショボーン汗

 

何故、1分とかからないことなのにできないのかショボーン汗

 

何故、片付けをしようとすると体が動かなくなるのかショボーン汗

 

 

その原因はやはり、子供の頃の体験にあったようです。

 

以下、Aさんからいただいたメッセージです。

 

同じように苦しんでいる方のお役にたてるならばということで、Aさんから、許可をいただけましたので掲載したいとおもいます。

 

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---中 略---


母親との会話で「してほしくなかった対応」から、

 

「どうしてほしかったか」を、初めてリアルにイメージできるようになりました。


雨が降ったのに洗濯物を取り込まなかったと怒られ、

 

次に取り込んだら、

「取り込んだならたためばいいのに」と怒られ、
 
取り込んでたたんだら、「もっときれいにたたんだら」といやみを言われ・・

 


これは小学校2年のときのことでしたが、こういう対応を母からされていたことで、

 

私は「お手伝い」に関して強烈なマイナスイメージを持つようになり、
 
不快感でいっぱいになりながら、最低限のことをするのがやっとでした。

 


本当はわたしだって、お母さんのお手伝いを進んでやって、「ありがとう、助かったわ」と笑顔で言ってもらえる子どもになりたかった。


でも、「何ひとつもらさず上手くやれないなら、やってもどうせ怒られる」と感じ、怖くて手がだせなかった。


こんなとき、どうして欲しかったか。

 

まず、

「今日は夕方雨が降るみたいだから、学校から帰ったら、洗濯物とりこんでくれる?」
 
とか、
「もし雨が降ったら、洗濯物とりこんでおいて欲しいの」
 
と、事前に伝えたり、メモ書きしておいてほしかった。

 


私は自分からはそういうこと気づけない、ぼんやりした子どもだったけど、


そういうところも認めて、親のほうから軽くフォローしてくれてたら、「あ、こういうときはそうするんだ~」と、普通にやってたと思うんです。


そしてちゃんと取り込めていたら、


やりかたが多少不出来でも、笑顔で「ありがとう、助かったわ」と言ってほしかった。


そうしたらすごく嬉しくなって、

 

「わたしがしたことでこんなに喜んでくれるなら、次はたたむのもやってみようかな?」
 
「お母さんみたいにきれいにたためるようになったら、もっと喜んでくれるかな?」

 

 

って、自発的にやれるようになっていったと思うんです。


上記のように、「こうしてほしかった」という具体的な内容について考え、イメージするのは初めてでしたが、


「笑顔で、子どもに接しみちびく」イメージの中の母親の顔は、当時の母ではなく、今の私になっていました。


そのとき、
「そっか、自分の子どもに対して、こうしてあげたらいいんだ」と思えました。


同時に、今の自分に対しても、こういう見方をしてあげたらいいんだ、と気づきました。


当時の母を内面化して、
「完璧にできなかったら意味なし、私はダメ人間」と、ずっと自分に厳しく意地悪な見方をし続けていたんですね。

 


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やらなくてはいけないとわかっているのに、身体が動かない。

一分とかからないことなのに、身体が動かない。


こういう時は、片付けのトラウマがブレーキをかけています。

 

Aさんは、わけもわからず、片付けができないのは、自分がずぼらなせいだと自分で自分を責め続けていました。

 

でも、メンタルクリアリングに出会い、マイナスの感情を取り除くことで、子供の頃の出来事を思い出すことができました。


そうして初めて、お母さまとの関係、ご家族との関係が見えてきました。

 

お母様に対する「怒り」をずっと感じていたAさん。

 

でも、その奥に、「お母様からの承認とサポートを求めていた、幼いころの自分」が見えてきたのです。


Aさんはお母様を責めたいわけではなく、ただ、お母様からの承認がほしかっただけなんですね。

 

Aさんは、お母様とふたりになる機会があり、そのときに子供の頃の気持ちを、正直にお話されたそうです。


そしたら、お母様はちゃんと聞いてくれ、ちゃんと答えてくれたそうです。

 

話をしたことで、気持ちがラクになり、ほっとしたと同時に、お母様に対しての気持ちが変わりました。

 

お母様はお母様で、つらい時期だったんだなぁ~と、その当時のお母様の立場や気持ちを考えられるようになったのです。

 

「いまは母を憎んだりうらんだりしてないし、仲もいいですよ♪」とおっしゃっています。


そして、こんな言葉を残してくれました。


「子どものころからずっとずっと、自分を責め続けていた気がします。でもこれからは、もっと自分を信じ、根気よく、いとおしみながら、自分とつきあっていきたいと思います。」


Aさんは、自分と向き合うことで、やっとマイナスのサイクルから一歩抜け出すことができました。

 

 


メンタルクリアリングでマイナスの感情を消すと感情に振り回されなくなります。


そうすると今まで見えなかったことが見えてくるようになります。

 

思い込みが消え、考え方、受け取り方が変わるのです。

 

Aさんが、「自分を信じ大切に思えるようになった」というメッセージは、わたしにとっても、自分のこと以上にうれしい瞬間でした。

 


Aさんありがとうございました。

 


まなみ♪

 

 

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