梅田アート(9) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「ハービス」へ行くまでに設置されているオブジェを紹介します。


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①再掲「鍾馗様・げんつきげんちゃん」(大阪第一生命ビルディング)

作:流政之1923~)/「げんつきげんちゃん」は、「げんがつく」という縁起がこめられています

②再掲「タイムル ADEMU」第一生命保険相互会社

作:世木田茂樹/たえず流れていく「時間」誰にも見ることはできない「時間」このモニュメントは宇宙の営みの変化を見て知るほかはない「時間」をイメージしています。


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③丸ビル前「花の二人」

作:鈴木政夫(1919~2002大正5年12月生まれ愛知県出身。岡崎市立商業卒。兄の鈴木基弘も彫刻家。生家は石材加工業。石彫をこころざし昭和28年上京して木内克に学ぶ。35年新樹会に参加。43年五月会を結成。作品に阪急日生ニュータウンの野外彫刻群日本橋大同生命ビルの「生々の譜」など。作品集に「彫刻の道」など。平成14年3月死去。85歳。

JR東西線北新地駅前「キタノザウルス」

作:佐藤邦雄1940~) http://www.kunio.biz/

この恐竜の立体作品は、大阪広告協会50周年記念のために制作されたモニュメントです。大阪の新しい名所になり、待ち合わせ場所として多くの人々に愛されることを願い、1997年6月23日大阪JR東西線の「北新地駅」に設置されました。実物は、高さ2m20cmあります。キタノザウルスの足の裏にはヒミツが。目や手も触ってあげてください右足の裏にはハートマーク。左足の裏には『Touch me for dood luck』と彫られています。銅像と同時にCDも発売されました。キタノザウルスキ・タ・ノ」「あなたを待ってていいですか歌:美貴じゅんこ

《キタノザウルス伝説》それはそれは遠い、ジュラ期よりもっと遠い昔、地球にとびっきり美しいキタノと呼ばれる娘怪獣がいました。ある日、彼女は恋人との待ち合わせのため、米俵のリュックを背負い大阪北野の浜にやって来たのです。しかし、約束の彼がなかなか現われません。いまか、いまか・・と待つうちにすっかり首がながーくなってしまい、とうとうそのまま眠ってしまいました。ところが、1997年月23日、誰かが眠っている彼女の足をくすぐると「コチョバイ」と言いながら永い眠りから覚めました。さあ、約束の彼は来るのでしょうか。


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・・・地下部分に設置されているモニュメントを一挙に紹介します。


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①「KALEIDOSCOPE」作:川上喜三郎(1945~)

「LANDSCOPE」作:川上喜三郎(1945~)

【川上喜三郎】1945満州生まれ。1969早稲田大学建築修士。1971ヨーロッパ~アフリカを4ヶ月放浪した後、72年からロンドン市カムデン区役所建築設計部に勤務(86年まで)し、アレクサンドラロード再開発集合住宅計画に携わる。1976早稲田大学建築学科大学院修士課程。1979英国79年王立英国建築家協会会員となる。1982AAスクール教授(94年まで)。現在はイギリスと日本で都市開発プロジェクトに携わる。同時に彫刻家としても活動。デザインコンサルタントとして、東京都現代美術館、郡山市立美術館、三鷹市芸術センターなどの設計競技で最優秀賞。近年のプロジェクトなどがある。

③「STACHOLA」作:伊藤誠(1955~)

手前のリングと反対側のリングのあいだは波状のリズム感のある造形になっていて、それが走っているようにも感じられるので「スタコラさっさ」という言葉から「スタコラ」という名前がつけられたそうです。

【伊藤誠】1955名古屋市生まれ。武蔵野美術大学大学院を終了。1993年A.C.C.奨学金により渡米。また1996年より1年間、文化庁在外研修員としてアイルランドに滞在する。現在は武蔵野美術大学彫刻科主任教授。双ギャラリーでは1992年の個展を皮切りに、数回の個展とグループ展を行っている。独特な形態の作品は高く評価されており、各地での個展やグループ展、またパブリックコレクション等の収蔵も多い。2005年、タカシマヤ美術賞受賞。

④「対の響き」作:伊藤隆道1939~

伊藤隆道

http://www.mov-art.co.jp/

1939札幌市生まれ。東京芸術大学卒業。同年から資生堂ショウウインドデザインを手掛ける。毎日産業デザイン賞やADC金賞など多数受賞。大阪万博、沖縄海洋博、つくば科学博などに参加。都市や建築空間などで展示デザイン、照明デザインや環境デザインなど幅広いジャンルで活躍、とくに日本で初のイルミネーションや照明、光の造形などの光の作品が多い。一方で国内外の野外彫刻展に出品(動く彫刻)で幾つかの大賞はじめ多数の賞を受賞。国内外に多数の環境造形作品を制作、設置している。公共空間におけるキネテックアートを確立する。1993年から東京芸術大学デザイン科で教鞭をとり、教育、研究にも力を注ぐ。奏楽堂での音楽学部との共同研究として多くのオペラ、邦楽舞台などを手掛ける。最近は中国などアジアでの活動が加わり、上海、桂林などで個展開催や作品展開がある。現在、東京芸術大学名誉教授、環境芸術学会会長。

株式会社モブ代表取締役伊藤隆治東京都新宿区内藤町1-1003-3359-8675

世木田茂樹さん(「タイムパル」作者)はここに勤めておられましたので、伊藤隆道さんとは師弟関係のようなものですね。


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⑤「SPACE MEETING」作:黒田アキ(1944~)

⑥「COSMOGARDEN」作:黒田アキ(1944~)

黒田アキ

1944京都に生まれる現在パリ在住黒田は、80年にパリ国際ビエンナーレのフランス部門から出品したのと前後して、ボナールやマチス、ミロやジャコメッティそしてカルダー等をパトロナイズし、ヨーロッパのアートをリードしてきたマーグ・ギャラリーと契約しました。(横浜美術館において「マーグ・コレクション展」開催1994)それ以降ヨーロッパ各国で数々の個展をし、日本では1993年に東京国立近代美術館(1994年国立国際美術館巡回個展)において当時最年少で個展、また翌年にはサンパウロ・ビエンナーレに参加することで黒田は世界的な評価を受けました。

⑦「水の階・風の象Ⅰ」作:海老塚耕一1951~)

海老塚耕一

http://www.tamabi.ac.jp/geigaku/microcosm/ebizuka.html

1951横浜に生まれる1979多摩美術大学大学院美術研究科修了1986「第6回インド・トリエンナーレ」ニューデリー; インド、ゴールド・メダル受賞1988「第4回アジアンアート・ビエンナーレ」バングラディシュ、最優秀作家賞受賞1991第15回平櫛田中賞受賞2000第11回大阪市都市環境アメニティ表彰(ラグザ大阪レジデンス設置作品)2001「第19回現代日本彫刻展」神奈川県立近代美術鑑賞を受賞2003タカシマヤ文化賞受賞2011「第8回高知国際版画トリエンナーレ」佳作賞