真夜中の都心を走る空港特急

日が変わった１月１１日深夜２時過ぎ。

場所は銀座の入口、昭和通り。

都心のど真ん中を、京成電鉄の新型スカイライナーが陸送された。

神奈川県の某車両工場で昼間、夜に向けてスタンバイしているのを友人が目撃。

そして、１月１０日２３時半過ぎに、運ばれていくのを見送ってくれたので追跡を試みた。

イツメンでの飲み会を終え、深夜の国道１５号をいざ横浜方面へ。

久しぶりに、その異様な姿とジョインナップしたのが横浜市内だった。

ルートが全くわからない最初の追跡だっただけに、いつもと同じく手探り状態で。

気がつくと、深夜の国道１５号で都心部に入っていた。

田町駅を越え、国道１５号線は芝一丁目付近で特大トレーラーは一度停車した。

普段、よく車で通り抜ける道で、その姿を撮ってみる。

今までには無い、異様な光景だった。

とにかく、都心を走り抜くその陸送は圧巻だった。

真夜中の都心部で、人目が少ない中で行われた空港特急の陸送劇。

行き着く先は、前回同様に千葉県の印西牧の原の車両基地だと思うのだが。

昨年５月に、千葉県蘇我にある貨物ターミナルから運び出されたのを撮影したが。

今回の輸送距離は、その時より遥かに上回る。

新幹線のように見えるこの車両、道行く人の目は驚きに満ちていたようだった。

とりあえず国道３５７号線の南行徳付近で撮って、今回はコンプリートした。

まずは初日でそれなりに下見出来たので、今週は深夜の出撃が多くなりそうだ。

昨年８月に京王線の新車陸送を撮って以来、約半年振りに撮る異様な光景となる。