【身近な風景:遊びと競争】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


小学生の競争心

 金曜日のアルゴクラブが終わった後の様子です。女の子がお皿を回しています。後ろの男の子は、吹きコマを回しています。


 このように道具を使ったお友達との"遊び"は、現代の小学生には本当に少なくなりました。遊びの風景が、時代と共に変化するのは、仕方がないことですが、体を使った現実の"遊び"と共に、子供同士で"競争"する場が失われることには、少し残念な思いがあります。


 この写真の瞬間も、子供は自分の"遊び"を楽しんでいますが、お友達が一緒にいるから成立している"競争"が存在しています。「けん玉が一番上手なのは〇〇ちゃんで、〇回できるんだよ!」とこの場にいない友達の名前まで出てきます。


 子供達に「自分との闘い」を強いることもできますが、社会には、自分以外の他者が大勢おり、"競争"と無縁でいることはできません。マナビオという小さなコミュニティでのわずかな時間ですが、"遊び"を楽しんでもらいたいと思います。