【身近な問題:誰のための"分かり易さ"なのか】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


ロボット教室テキストのカラー化

 ロボット教室で使用しているテキストが、H26/4月からカラー化されます。これまでの体験会では「学習的意味合いから、敢えて白黒のテキストを使用しています。」と説明してきましたが、今後はできなくなってしまいました。


 組み立ての手がかりとなるのは、パーツの形や向き、取り付け位置です。色情報が無くても、文章と図版から読み取ることは十分可能です。色の無い不便さが、子供達の"考える力"や"想像する力"を育むと信じているマナビオにとって、テキストのカラー化は少し残念な変更です。


 「図が白黒だから分からない」という生徒の声をほとんど聞いたことがない現実を考えると、カラー化のメリットは、むしろ、教える側の方が大きいようにすら感じます。


 子供達の学びの芽をつまないよう、教える大人も気をつけないといけませんね。