【身近な問題:(2)を間違える小6男子へ】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原市「マナビオ」の考え方を科学するブログ-小問集合(2)

 テストで、基本問題を集めた出題形式を"小問集合"といいます。


 正答率が高い算数の小問集合で、なぜか(2)を間違える小6男子をよくみます。


 間違える生徒の傾向として、

1.計算を"式"で書かない

2.字が薄く・汚い

3.式の入れ替えや約分時の間違いが多い

などが挙げられます。


 大人の視点で見れば、これらの傾向への対策が、そのまま正答への近道であることに疑いはありませんが、"(2)を間違える友の会"の会員達は、簡単には受け入れません。効率良く問題を解くためとの信念により、その道から外れる行為は、全てが「余計なこと」に感じるようです。


 そこで、彼らの視点に立って問いかけます。「短時間で正答する裏ワザあるけど、知りたい?可能な限り書く字数を減らし、消しゴムに触ったら負けだよ。」と伝え、正しい方策を説明します。すると、計算ミスで落としていた、他の大問まで正答するようになります。

 "伝え方"って、大切ですね。