見た目は単なる4輪車ですが、動く仕掛けがとてもユニークなロボットです。
ボディの左右に機能の異なるタッチセンサーがついています。写真左側の黒いタッチセンサーが押され、右側のグレーのタッチセンサーが離れている時だけ通電するロボットです。
実際に動かすと、ロボットは左右のスイッチをカチカチ鳴らし、ギクシャクしながら前進していきます。通電が無くても、次の通電開始までロボットは惰性で前進し、結果として前進を維持します。
調整が難しいですが、そこがまた、面白いロボットです。
さて、このロボット、左右のタッチセンサーがピッタリ同じタイミングでオン・オフを繰り返すと、通電時間が短すぎて止まってしまいます。逆に、タイミングのズレが大きくなる程、通電時間が長くなり、ロボットは早く(安定して)前進します。いつものように、次回の授業ではこのロボットで競争させようよ思いますが、どんなルールで競争すると思いますか?