今日は集団心理の恐ろしさを、語ろうじゃないか。
大衆心理を掌握する時、権力者はいつも同じ手を使う。
「あの方が言うなら、間違っていない」と思わせるのだ。
歴史を紐解くまでもないが
ヒトラーは演説の名人だった。
スターリンも陰で大規模な粛清をやっていた。
だが、彼等が極悪人だと、当時は誰も信じなかった。
カリスマさえあれば、大衆は愚かにも疑わない。
これが人類の歴史だ。
人は誰でも、力ある者に頼りたいと願う。
だが何度失敗しても、自分の足で立ち上がれる者こそが
本当に偉大ではないのだろうか!
誰が正義かなど、表面では誰も分からない。
有名であろうが、地位があろうが、悪人は腐る程いる。
今の世の腐敗を見ても、分かり切った話だ。
ゆえに誰が言ったかが重要ではなく
何を言っているのかが重要なのだ!
己の足で立とうとしない限り
人間の真の自立はあり得ない。
だからこそ、言葉の真贋者でなければならない!
栄光と虚栄の違いを見抜け!
権威の前にひれ伏すな!