5月の下旬に
長女のクラスが参加する
オペラ「La Traviata」の公演 がある。
ジュゼッペ・ヴェルディのLa Traviata
⇒日本だと「椿姫」?(Wiki日本版を見ると椿姫 とある)
私、恥ずかしながらイタリアに住んでおきながらオペラに興味なし・・。
一般教養として勉強しないとね・・。(汗


イタリアの小学校の数校で
毎年オペラに子供たちが参加する
というプロジェクト
がある。

ウチの娘たちの小学校も
毎年2~3年生目から
参加するのだが
準備で

先生たちも
親数人(働いているおかーさん達はほとんどノータッチ。そりゃ無理だ・・。
ウチの長女のクラスで無職なのは私と別のおかーさん一人。)
も大変なのである・・。

先生たちは
このプロジェクトの為に派遣された講師と共に
週1~2回、
レクリエーション時間にせっせと
歌の練習や
立ち回り練習。
ボランティアするお母さんたちがいなければ
先生自ら衣裳作り・・。

このプロジェクトを担う協会作製の
歌詞付CDを家でも毎日聞くのだが
それがもう
拷問に近い。(笑)

絵がコワイ・・。汗

本格的オペラの発声は
素人の子供たちには
ムリなので
イタリアの子供の歌特有の
声だけ出しとけば音程なんか
どうでもいいような歌が
流れっぱなしになるのである・・。
(どんだけひどいか皆に聞かせてあげたいな・・。ガーン

衣装も
ウチの長女は去年は
セビリアの理髪師  Il barbiere di Siviglia」
お友達のカーニヴァル衣裳(スペイン人⇒フラメンコダンサー衣裳)を
借りたので作る必要がなかった・・。

コレ↓靴はスニーカーなのはご愛嬌。

しかし
今年はドレスが要る・・。
役は「貴婦人(Dama)」。

カーニバル時期だったら
安い仮装用ドレスも出回ってたとおもうが、
丁度その後に衣裳指定が入った・・。ダウン

作る自信はないので(実際作ってるおかーさん&先生達もいる)
ディズニーストアでちょうど古いシリーズの
姫衣裳が70%オフになってたので購入。

49ユーロが14,70ユーロに!
ただ11~12歳用なのでデカイ・・。

肩紐と腕の装飾リボンを詰めて
ウエスト部分はリングを付けて
コルセット風にしてお直し。
(強度が弱そうなので裏に
当て布をして補強をしたけど
大丈夫かな・・。)

次のカーニバルの時に再利用できるし・・。
(ただ本人は来年も「もののけ姫」の仮装 がいいらしい。)

そして現在
男の子の衣裳作りを
別のおかーさんと一緒に共同作成中・・。
といっても
洋裁のできるおかーさんの指示に従ってるだけだけど・・。

燕尾服とマタドール(闘牛士)のジレ・・。(←「チョッキ」と書くところだった汗
実質3時間くらいしか着ず、近くで見ないし、
子ども達は主要登場人物ではないので
テキトーでもいいのだけれどね・・。

登場人物といえば、
最初
La Traviataと聞いて
親達は
え?子どもにあった内容なの?
と驚いた。

La Traviataの主人公は娼婦なので・・。
でも、冊子の登場人物説明をみると
ただの「若い女性」となっている。(笑)
分かりやすくて
オペラ初心者の私にはちょうどいいドキドキ

去年の
シビリアの理髪師は
こんなかんじだった。

ローマの中心部にある劇場で開催。
ちょうど去年、財政難やその他諸々の問題の為
閉鎖になったTeatro Valle汗

ちなみに今年はTeatro Argentina で開催。


で、公演のあと、
保護者がローマ中心部から家まで
連れて帰るのだが
衣装着替えるところはないから
衣装も化粧もそのまんまで
地下鉄乗って帰った・・。

300人近いこんな感じの子供たちが
バスや地下鉄乗ってる姿は
異様だった・・。

今年も何事もなく
子ども達が
楽しく公演できますように・・。

ちなみに見に来る親は
10ユーロのチケット購入しないといけない汗
各家庭に1枚のみ。
一族郎党連れてくるイタリア人保護者には
少ないとクレームが出てる・・。

(あっ、ウチもダンナ側の親戚が鬼のようにたくさんいるので
義父母はもちろん、叔父さん叔母さんからは
少なくとも3人は来そうな勢いだった。あせる

長女は
「恥ずかしいから見に来ないでね。」
と言っている・・。



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