Estrema Destra Italiana(イタリア極右)
(↑FBページまであるけどブログにリンクすると汚染されそう(笑)なのでしない。)
が書いた落書きプロパガンダ。

無知をこれで露呈。



イタリアは生粋のローマ帝国とキリスト教である。

ゲイとイッスラム教では終わらない。




正確にはこうである:


1-ローマ、始まりは異教であった。

2-イタリアはいくつかの違う宗教により始まる。

3-セプティミウス・セウェルス帝はリビアで生まれ、
ヘリオガバルス(マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス帝)はシリア人である。

4-ハドリアヌス帝はゲイだった。

5-ユリウス・カエサルはバイセクシャルで有名だった。
(すべての妻たちの夫、すべての夫たちの妻とあだ名されていた。)

6ーアウグスティヌスはアルジェリア人で黒人であった。

7-イエスはユダヤ人でパレスチナ人であった。イエスはローマに行ったこともなく、ローマ人は彼を十字架にかけた。

8-キリスト教はローマ帝国では末期のみ受け入れられた宗教である。

9-同性愛はローマ帝国では広く実践され認められていた。

10-「イスラム教の(Musulmana)」はS一つだけで書く。
(Mussulmanaでない)。


経済危機まっただ中のイタリア。
失業率が過去最高の数字を示し、レイオフのニュースも頻繁に聞く。
そんな中、人々の鬱憤の矛先は移民に向くわけだが、(江戸時代のえた、ひにんのように)
こういう時代の流れをうまく利用して
外国人排斥を掲げる極右の人々が躍進している。


幸いにもまだマイノリティーといえる
こういう主義、党には大抵カリスマ的で頭の切れる主導者がおり、
下っ端は歴史も何も知らない無知な、
でも移民との接触の前線にたつ人々を扇動する。
という図である。


ローマでもちょっと前Tor Sapienza(とーる さぴえんつぁ)地区
(親戚住んでるけどTor Sapienzaの熱い地区の真っ只中でないため幸いにも火の粉はとんでこない。)
で移民たちに対する大規模な暴動があった。

この地区には移民居住施設があり周辺住民は多大な迷惑をこうむっている。

先月にそこ付近にあるバスに対して移民側からの投石などの暴挙が2回ほどあり
それが発端となり市民の怒りが爆発、暴動に発展。とあった。

中道左系の新聞(La Reppubilica紙)では
移民による投石があったかの事実も曖昧であり、実際、警察への届け出も目撃者もいない。
(しかし、バスは移民がバス停にいてもわざと無視して止まらないこともある。それでむしゃくしゃして投石?)

バスの運転手(女)が近所にいたので呼んだ(?)友人(地元民ではない)が
移民とのいざこざをおこし、そのいざこざに正当化した理由をつけるために
移民のせいにしてみた感が強いとのこと・・・。

その後暴動にまで発展したのは
この地域に訪れたこともない極右(Casa Pound)の有力者が
扇動した可能性がある・・。

ちなみにこの事件があった後、ここぞとばかりに地元民に存在をアピールしていたのが
北部同盟の子の人。
Mario Borghezio

公然とこんなジェスチャーをしちゃうのだから頭イカれてると思わないのかな??

数年前、イタリア初の黒人大臣だったキエンジェ女史を罵倒した政治家。
その話は過去記事をどうぞ⇒「どうしてこんな人が欧州議会議員をやってるの?
で、
これがもとで停職を食らったはず(過去記事:差別主義議員。停職をくらう。)
なのにまだのさばっている。

こんなヒトでも支持する人がいるのが、
イタリア七不思議。


Tor Sapienzaの暴動


その後の被害


実際住んでる人々の不満が爆発したのは事実であるが
イタリア人の感情的になりやすい人々は
簡単に乗せられちゃうのでは???

でも私が実際当事者だったら
暴動には加わらないにしても
やりきれないな・・・。

バス待ってるときなど、
おしゃべりな無知そうな(失礼!)おばちゃんが
しゃべってるのを聞くと
上手くいかないことは
すべて
移民のせい
にしている・・。


そんなとき、外国人風の人々(私を含めて(?))を
不審そうなの目で見るのだが、その視線がたまらなく嫌である。

そういう人ほど
自分の身内の介護などを安い労働力で使える移民に頼み、
中国人経営の安いショップで買い物をし、
バングラデシュ人の安い八百屋へ行くのだから・・。


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