さて今日は先日kotoriにいらした妊婦さんが
『つわりよりもだるいのがつらい』とおっしゃっていたので
妊娠初期のだるさのおはなしをしたいと思います。
だるいと一言で言っても
その症状や感覚は色々ありますよね。
身体がむくんで重だるいのと
疲れが取れない身体を動かすのもつらいだるさ
症状が違うので、原因が違います。
まずはむくんで重だるい症状についてお話しますね。
妊娠初期には五臓でいうと腎がフル活動しています。
腎の機能が低下すると、体内の水の代謝がうまくできず
手足がむくんだり、とくに下半身に冷えを感じるようになります。
つわりの症状とだるさが一緒に出ている場合は
脾胃虚(胃腸の低下)が考えられます。
お腹をさわると(おへその上)がひんやりしているとおもいます。
どちらの場合も冷えがよくないので
冷房の効いている部屋では靴下をはくなど
下半身の冷えに気を付けて
胃腸を冷やす生ものや負担をかける高カロリーのものを控えて
ぬるめのお風呂にゆっくり入るか
お風呂でのぼせてしまう場合は足湯をするのがいいと思います。
身体を動かすのもつらいというのは
気虚(気が不足した状態)になっています。
妊娠初期は流産の不安もあるでしょうし
体調の変化にも戸惑うことが多いかと思います。
お仕事とどのように向き合っていくべきかなど
色々考えてしまうことも多いかと思います。
私自身も妊娠初期は
ほんとうにあかちゃんが成長しているのかどうかがわからず
心配で心配で・・という日々を過ごしていました。
憂鬱になったり、緊張する日々のなかで
気の巡りが悪くなったり気を消耗すると
『気虚』になってしまうのです。
疲れがとれずにだるかったり
風邪をひきやすくなったりするのは
妊娠初期の気虚の症状だと考えてくださいね。
気虚のときは、とにかくあまり無理せず過ごすことが一番大切です。
パートナーや相談できる人に頼ってください。
だるさが続くようなら落ち着くまではお仕事の仕方を見直す必要も
ありますので、会社の方に相談できるといいですよね。
気虚の症状も腎虚の症状も
妊娠継続していくにあたってほっておいてよい状態ではありません。
日常生活で注意することも大切ですが
症状が変わらない時にははりきゅう治療で整えていくことも考えてみてくださいね。
体質改善鍼灸サロンkotori
矢吹麻美子
ご予約する前にお読みください
年齢ももうすぐ40ですし浮かれるようなことはないのですが
子どもたちが1日たっても2日たっても気が付くと
『おたんじょうびおめでとう』とにっこり笑顔で言ってくれるはうれしかったです。
素敵なカードもいただきました。
息子から発行された券は無期限との印があるので
使いまくりたいと思っております