一昨日、こちらのブログを書いてから、アクセス数が急増していることへ驚きを隠せないわたくしです。
そのブログに「家庭内射精のススメ」的なことを書いたのですが、今日は、そこへ直撃致します。
一昨日は、射精が月に21回以上あると前立腺癌の発症の危険が下がると書きました。
昨日は、テストステロンという男性ホルモンによって我々の体がいかに守られているのか?ということを書きましたよね。
Men’s Healthが、いかに男性ホルモンに由来することが多いのか?ということをお伝えいたしましたよ〜。
今日は、さらに男性のみなさまへ警告を!
中高年の男性のみなさまがテストステロンの減少に伴い、心疾患が高リスクファクターになられたことは昨日のこちらのブログでお伝えさせていただきました。
特に不倫経験のあるあなたならおわかりでしょうが、「妻とはED」のあなたであればあるほど発症の危険率はあがります。
なぜなら、不倫相手との性交は、過激な興奮状態を引き起こすからです。
体位ひとつ、性交への思いひとつにとっても日常にない快楽と興奮を与えてくれます。
「妻だけED」を取り戻すその一瞬、あなたは自分のオトコを取り戻すと同時に、一挙に心拍を上昇させ、心臓内を走る冠状動脈もギョギョっと驚いています
米国心臓協会と欧州心臓学評議会も腹上死の92.6%が男性。
その中で不倫相手との性交によるものも多い!と、2013年に共同声明を出したわけですが、その発表者のひとり、米国心臓協会の特別研究員で米ウィチタ州立大学(カンザス州)のエレイン・ステインク教授は、こう語ります。
「心臓や脳などの手術をした患者でも、パートナーとの親密な生活をとり戻そうとして、不安を感じながらも性生活を復活させようとします。問題は、この不安を相談する場所がないことなんです。」
年々、テストステロンが顕著に減少し、それに伴い心筋梗塞や脳卒中のリスクファクターとなっている男性陣。
家庭の日常の中では「妻だけED」状態であり性交からは程遠くなっている。
しかし、そこで日常にない刺激を与える不倫相手との時間は極度の興奮状態をもたらし、致死にいたる事態を引き起こしかねないということです。
男性の婚姻外性交はリスキーだと言えるでしょう。
だからこそ、夫婦として、ふたりがいつまでも性について関心を持ち積極的に意識を持つこと。
そのような存在であることの必要性の知ることは
これから益々、深刻に進む少子高齢化社会にとって大きな課題となっていきます。
中高年、老齢期の性は今とてもクローズアップされています。性を科学として知ることは、人生の質を深めること、健康を守ることにつながります。
結婚教育では、この時期を婚育8期、9期と呼びます。
8期を「新たな挑戦の時期」
9期を「成熟期」と呼びますが、まさに性についてもそのように言えるのではないでしょうか。
結婚教育において、性について切り離すことなどできません。
また、夫婦の性について相談できる場所を持つこと「家庭内射精」に意識を向けることこそが心身、また社会の健康を継続するひとつだと言えるのではないでしょうか。
しかし、その年代になってから、さぁスタート!とできるものではありません。
結婚生活は1日1日の積み重ねの中で構築しているのですから。
そうなれば、やはり相談できる人や場所が必要となります。
結婚教育カウンセラーによりますカウンセリングでは、性についてのご相談も積極的にお受けしております。
カウンセラーの中でも、看護師経験を持ち日本性科学会員でもある私と、日本性科学会会員としてだけでなく豊富な性に関するご相談件数を持つ今枝朱美カウンセラーが主に担当として、ご相談を受けさせていただきます。(※①)
結婚教育カウンセラー協会では医療職関係者による性に関するご相談をお受けできるようにプロジェクトを構築中です。
また、とりわけ今枝カウンセラーは、
毎月、日本結婚教育カウンセラー協会代表であるわたくしとディスカッションの時間をたっぷりとりながら、結婚教育の志しの軸をひとつに濃度の濃いメンバーにより構成されてますミニマムハートクラブの登録カウンセラーでもあります。
※①のご説明
私、棚橋は現在、多忙につき単発のご相談のみお受けさせていただいておりますが、今枝朱美カウンセラーは性に関するご相談のみ継続的な会員制度を利用し、ご相談対応させていただいております。どうぞご利用くださいませ。
ぜひ、夫婦の性についてひとりで悩まれずにご相談ご利用ください。