こんにちは!
ビジネス英語経営コンサルタント
の西村まみです。
以前のブログ記事でも書きましたが
ロジカル・シンキング(論理的思考)
の具体例について今日は話をします。
論理的思考を使い、推論する
やり方には二通りあります。
演繹法(えんえきほう、Deductive method)と
帰納法(きのうほう、Inductive method)です。
今日は演繹法について具体的
に説明します。
演繹法はルール(前提)から、
観察した事や一般論を加えて
結論を導き出す思考経路で
三段論法とも言われます。
具体的な例を下に書きます。
前提
日本は少子化が進んでいる
観察
けれど都市部では保育園が
足りていない。
結論
だから、もっと保育園を
都市部では建設すべきだ。
このような流れで結論を
導くのが演繹法です。
演繹法の論法に間違いが
起きるのは以下の事が
原因です。
1.前提部分が間違っている。
2.観察部分が結論を導くには
数が足りていない。様々な
ケースがあるので一つの
結論に導きづらいなど。
3.結論部分が前提と観察から
飛躍している、因果関係が
証明しづらいなど。
ロジカルな考え方をする人達は
ロジックとして成立する
かしないかを
英語のプレゼンや
ビジネス交渉では聞き手として
気をつけながら確認してきます。
この確認行為は相手の
ロジックの破たんを責めると
いうタイプのものでなく、
お互いの理解が正しいか、
合意可能なのかの確認である
事がほとんどです。
先方がまず興味を持たなけ
れば質問もされず、
短い時間で切り上げようと
します。
この演繹法で推論する能力を
磨くためには、ニュースを使う
のが効率的です。
ニュースを事実の部分と要因や
原因になった部分に分解し、
自分でそれが論理として成立
するか考えてみることです。
一番簡単なロジカル思考を
あげるやり方は普段の
日本語の会話でも
1.結論
2.それをささえる論拠を二つ以上
の順番で言うよう訓練する事です。
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