愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
ほんの少しですが、焙煎の手法の一部を見直しました。焙煎が終わった後の豆の冷却槽についてのことですが、実に些末な事柄です。
焙煎が完了した豆は、素早く冷やさないと、余熱でさらに焙煎が進んでしまいます。よく珈琲好きの素人さんが、自宅で焙煎するときのために、ファンと篩で冷却槽もどきを作って、SNSに画像を載せたりしていますが、正直のところ、アルジは見るたび苦笑してしまいます。
少量ですから、放っておいてもすぐに冷えますし、自分で楽しみに飲むくらいのものは、少しくらい焙煎が進んでも支障ないのです。どうしても嫌なら、ほんの少し早めに煎り止めすればいいですし、うちわでもドライヤーでもチャフは飛びますが、十分間に合います。
で、当店の焙煎機はというと、これも小さいんですよね。1kg用ですから。もっと大きいものですと、冷却槽に羽根が装備されていて、天津甘栗みたいにぐるぐる回りながら冷やすのですが、うちのはなんにもなく、ただザッと豆を出して、そのままですから、厚みが均等にはならず、砂丘のようになだらかな起伏ができます。
それでも問題なく、冷えるのですが、なんとなく気持ちの問題で、しゃもじでかき回して、均等っぽくしたりしています。
これを改善しまして、なんと、豆を出すと同時に冷却槽も手で回す、ということにしてみました。
どうです?
阿保らしいでしょ?
以上で現場からの報告を終わります。