愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
4日の朝日新聞に「コーヒー大手も ライブ焙煎」という記事がありました。
記事の出だしは、
「大手コーヒーチェーンが、大型の焙煎機などを設けて、コーヒーをいれる一連の様子が見られる新たな店づくりに乗り出している。最近はコーヒー豆の産地や焙煎方法にこだわる『サードウェーブコーヒー』と呼ばれる小規模な店が人気で、大手メーカーも同様のアピールを始めてファンの拡大を図る」
というもので、このあと、スターバックスが大型焙煎機を据えて、焙煎や抽出の様子を見られる店舗をつくることや、タリーズも店内に焙煎機を置いて、好みの豆やドリップの方法を選べるようにする、価格設定の高めな店をつくる、というような話です。
サードウェーブコーヒーとやらが、焙煎方法にも「こだわって」いるとは初耳ですが、大手チェーンが焙煎の様子を見せるってのも、くだらないなとしか思いません。
小規模な自家焙煎店で焙煎機を見世物にしているところは好きませんね。人寄せに使うものではないですから。そういえば、焙煎機を取り巻くように「カウンター」席が設置してある店もあるようですが、焙煎機を眺めてどうするんでしょうね? カウンターは、中に人がいるからカウンターなのであって、モノを置いてどうすんねん。
大手の焙煎を見ても、缶詰工場みたいなものでしょうね。本当の珈琲好きではないファンがきっと大勢集まるでしょう。