2012.10.21「海と 星と 泡盛と」【112日目】 | リトルカブで日本一周 

リトルカブで日本一周 

リトルカブに乗って、一眼レフをぶら下げて、日本一周の旅へ。 

波照間島には最南端の称号の他、この3つを楽しみに来た。



それは海――

日本一綺麗と言われるニシハマビーチ。

白い砂とどこまでも透き通るブルーの海にはサンゴや色とりどりの魚が生息する。


それは星空――

日本で一番星が見える場所とも言われるこの島では、季節によっては日本ではここでしか見られない南十字星も見ることができるという。



そして最後のひとつは・・・

幻の泡盛 【泡波】 である( ̄ー ̄)ノ


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おはようございます。
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朝食を済ませてまったりする皆さん。

皆様今日のご予定は?

ふむふむ、終日ビーチとな。


OK、じゃぁ私は午前中集落のほうを散策して後からビーチに向かいますね~(^^)ノ



海に行くメンバーを置いてレンタサイクルで集落を廻ります。

そう、目的はひとつ。

幻の泡盛『泡波』を手に入れるために!


ちょろんと走るとすぐに着いてしまう集落。

ここが泡波の酒造所だそう。

小さな小さな酒造所。故に生産数が限られ、そのほとんどを島内で消費するため“幻”となるらしい。

(因みにここでは販売はしていません)
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沖縄に入ってからというもの、飲み会といえば泡盛が付き物だった。

試飲も含め何種類も味わってきたが泡波だけは当然口にしたことがない。

これは波照間に来たからにはぜひ手に入れてみたい。

そのためだけに全ての集落の全ての売店を廻ります。



しかしやはり幻。

100mlのミニボトルこそ大量にあるものの、2合瓶・3合瓶の在庫は見つけられず。

一升瓶に関してはお店の方ですら「見たことない」という。


まさかここまで希少とは・・・

というのは波照間初日の昨日、最初に立ち寄った売店で2合瓶・3合瓶が大量に陳列されているのを見ていたからだ。

一軒目からそれだったので「なんだ、意外と簡単に手に入るんじゃんw」と思い込んでいたのだが、どうやらそれが稀有なパターンだったようで(^^;


結局島内にある全ての売店を廻り、最終的に手に入った泡波はこちら。


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3合瓶×2本

2合瓶×1本(写真は飲んでしまった後)


3合瓶に関しては、全ての売店でひとりにつき1本の制限がかかっていました。

まぁ制限以前にほぼ店頭に並んでいないのですが(^^;

2合瓶は制限ありの店とない店がありましたねー。



そんなこんなで泡波を求める徘徊は午前中にて終了。


途中最南端の郵便局を見たりしながら宿に戻ります。
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宿に戻り泡波を家に送る準備をした後、自分も遅れてビーチに向かいます。


そうそう、西浜の近くには商店がなさそうなのでおにぎりこさえて行ってやりましょー。


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そして向かった晴天の西浜は―――


間違いなく今まで見た中で一番綺麗な海でした。


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10月も後半。

それでも最南端のこの島は焼けるような日差し。


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キレイ過ぎる・・・(〃∇〃)


水着を家に送り返してしまったことを一番後悔した瞬間かな><



「海入ろうや!海入ろうや!」

「いやいや、水着ないから!」


石垣以降、何度も繰り返してきたやりとりだ。

毎回海に引きづりこまれそうになっては本気で抵抗してきたのだが・・・


「ホント着替えないから!無理無理む・・・」


うん、途中でもう入っちゃってもいいかなーと思ったのも事実。

一度Tシャツを水に濡らしてしまえばもうどうでも良くなり、シュノーケルを借りてどこまでも泳ぎました。


本当に水中写真が撮れなかったのが残念で仕方ないくらい、どこまでも見渡せる透明な水の中は色とりどりのサンゴ礁との魚で溢れていました。




そうそう、ニシハマビーチの特徴はこの砂にもあるかも。

しっとりとした独特な質感のこの白い砂がよりこの浜の気持ちよさを高めている気がします。
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波照間を後にしたらこのメンバーも解散だ。

最後に写真撮るべ!

改めて四端制覇記念。
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サトウキビ畑に落ちる夕陽を眺めつつ、夕飯の買い出しへ。
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夕食の支度をしていると宿のヘルパーのお姉さんに聞かれた。

「6人で行動しているときは何か係決めみたいなことがあるの?」


それは明確には多分なくて、得手不得手のある中で仕事量が均等になるように感覚でみんな動いている。

食事を作ってもらったら、自分は片づける側に。

洗濯を干してもらったら、自分は取り込む側に。

今日は何もできなかったら、明日は沢山働く。

ルールを決めずとも全員がそういう意識でいたから、1ヶ月もの間こうして近くに居られたのだと思う。




特によく洗い物をしてくれたふたり。

ありがとう(^^)
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さてさて、食事が済めば時刻はもう22:00


波照間島での楽しみの最後は星空観賞。

宿から2~3分歩いただけで暗闇に包まれるこの島は、全てが星空スポットと言ってもいいかもしれない。


フェリーターミナルからの星空。
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今日見られるというオリオン座流星群。

それを求めて何ヶ所かポイントをかえつつ歩いたのですが、途中雲も出てきてしまい結局この写真がベストだったかな><


流れ星の数は与那国で空を見上げたときよりも少ない気がしたけれど、それでも満点の星空に大満足。



そうそう、お土産にと思っていた泡波ですがやはり自分も味見しておかないとね。

泡波の価値が分かる大人だけで賞味するとしましょうか。


本当は離島巡りなんてする予定じゃなかった。

偶然の出逢いと天候により、今は最南端の島で星空を見上げている。

こうなって良かった、連れて来てくれてありがとう。





明日は一気に那覇まで帰還。

旅というより旅行気分だったこの1ヶ月。

沖縄編もフィナーレです。




2012.10.21

■走行距離:走行なし

■天候:晴れ


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