能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

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コネもお金もない、人脈あるけど客はない・・・そしてもしや頭も足りない?!『ないない尽くし』の私だけど、開業しちゃいました。

本当に困ったときには必ず誰かが助けてくれたから、その人たちに恩返しするつもりで私もあなたを助けたい!

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伊藤の著書
『夫が死ぬ前に妻が知っておく67のこと』(かんき出版)

『社長!そのやり方では訴えられます』(経済界新書)
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監修本
『知っておきたい身近な人が亡くなった後の手続き・届出・相続がわかる本』(成美堂出版)
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くだらないことしかつぶやいていませんが、伊藤の趣味嗜好の一端がのぞけるかもしれません。


会社にかかせない”ヒト”を会社を成長させる”ヒト”にするため、従業員の能力(=魅力)を最大限引き出し、活躍してもらうための戦術を、その会社の戦略にそって考えています。

ヒトを生かすも殺すもまずは社内規程から。。。最近はどっぷり就業規則作成”職人”になってます。
フレームワークを通して、現在の問題点とビジョンを明確にしていくことを得意としています。
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ウーバーイーツの配達員が労災に入れるようになったよ。
というニュースがあったのを覚えていますか?

 

労災とは簡単にいうと
仕事中や通勤途中にケガや病気をしたときに給付が受けられる保険のこと

 

労働災害保険(労災)に入れるのは通常「雇用されている」従業員です。

 

正規社員、臨時、常用、日雇い、アルバイト、パート、出向、派遣など、名称や雇用形態にかかわらず労働の対償として賃金を受けるすべての人が対象となります。
※不法滞在者でも会社等から労働の対償として賃金を受けていれば労災保険の対象者になります(不法滞在は別の法律で罰せられますが)。

 

画像1

 

労災保険に入れないのは会社の代表や役員、家族従事者(の一部)などですが、従業員が少ない中小企業では社長も従業員(労働者)と同じように仕事をしていることも少なくありません。

 

そこで、特別加入制度が社長の労災保険の受け皿となっています。

また個人事業主も労災に入れないのですが、個人事業主でもたとえば1人でやっている大工や左官などの一人親方、赤帽などの個人貨物運送業者や個人タクシーの運転手など仕事中にケガをした場合の補償として特別加入という形で労災保険に入ることができます。

 

個人事業主が労働者を雇っている場合はその労働者は労災の対象となるので、その個人事業主の事業所は(通常の)労災保険に入らないといけません。

 

新型コロナウイルス感染症で、世界は一変しました。
ウーバーイーツのような個人の出前配達員が増え、しかし彼らには仕事中のケガ等に対する(国の)補償がありません。

そこで、彼らも特別加入の対象者として新たに追加されたのです。

 

画像2

具体的には4月と9月に6つの事業従事者が追加されています。

★令和3年4月1日追加
①芸能関係作業従事者
②アニメーション制作作業従事者
③柔道整復師
④創業支援等措置に基づき事業を行う方
★令和3年9月1日追加
⑤自転車を使用して貨物運送事業を行う者
⑥ITフリーランス

 

①芸能関係作業従事者には
俳優や歌手だけでなく、監督や撮影カメラマン、メイク、舞台美術などの裏方の従事者も含まれます。

 

④創業支援等措置に基づき事業を行う方については
高年齢者雇用安定法の改正によって70歳までの就業機会の確保が努力義務として課せられているものの1つに関係して追加されています。(令和3年4月1日施行)

 

ウーバーイーツなどの配達員は9月1日追加の⑤になります。

自転車でものすごいスピードで走っている配達員を見たことがありませんか?他の車両に巻き込まれたり、歩行者にぶつかるなどの事故がニュースになっていたこともありましたね。
 

労災保険でカバーされるのは加入者本人だけですが、業務上(仕事中)の事故でのケガとして認定されれば労災給付が行われます。

自転車で配達員をしている方は車両保険に入っているとは思いますが、労災保険では治療費をはじめ、ケガ等で仕事ができない期間の”給与補償”などの補償がされます。(一部通常の労災給付とは違う部分もありますが)

特別加入の労災保険に加入する場合は、「特別加入団体」を経由しないと入れませんが、伊藤事務所では加入のお手続きができますので、ぜひご相談ください。

また中小企業の社長さんなどで従業員と同じように働いている場合で補償を考えているのであればご相談ください。

≪Profile≫伊藤社会保険労務士事務所
東京都社会保険労務士会 所属
特定社会保険労務士 伊藤 綾子
2005年4月 渋谷区にて事務所開設
2011年11月 豊島区に事務所移転
★組織改革支援★組織・人材活性化支援★
伊藤からの質問「どういう組織をつくりたいですか?」
https://www.facebook.com/ayitosr

これからの時代生き残るためには

というので

 

普通であることが一番怖い

 

というのが出てきたので”普通”についてちょっと思うところを書いてみました。

(普通であることが一番怖いっていう発言は、会社として生き残るためのアドバイスであり、経営支援を行っている方の発言なので、私が以下に書いた記事はぜんぜん方向性が違います)

 

 

それでは本題。
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私の周りには”普通”じゃない人がたくさんいるのだけれど、

 

私はというと。。。

 

私はホントに普通なんだよ。

何の特徴もない、その他大勢なんだよ。

 

と日々思いながら暮らしています。

 

 

 

私は”普通”であることを求めていて、”普通”になりたい人間なのでそれでいいんだけど、

 

果たして”普通”って何ぞや?

 

と思うこともあるのね。

 

 

 

開業した士業たちに囲まれていれば私は”普通”。

 

ある団体に所属していたときは周りが社長や取締役ばかりだったので、私は”普通”ではなかった。

 

学生時代の友人たちはサラリーマンが多いのだけど、その中にいれば開業している私は”普通”ではないし。

 

 

 

どこに身を置くかでも”普通”の定義が変わってくる。

 

 

 

私は算命学という学問を勉強しているのだけど(個別鑑定もしています)、

一緒に勉強している人たちは「異常干支」というものを持っているのね。

 

異常干支を持っている人ってあんまり出会わないんです。

今まで私が鑑定してきた人にもほぼいませんでした。

 

 

それほど珍しい=普通じゃないことなのに、ここでは異常干支を持っている人が”普通”なの。

 

 

 

 

もし自分が”普通”なのだと感じるのであれば、

今、自分がいるところ以外に行けば”普通”じゃなくなるのでは。

 

と思います。

 

 

私もよくあるんだけど、

 

「これって常識(普通)じゃない?」

「私が知っているくらいだから世間の認知度は高いはず」

 

とか思うんだけど、話してみると

 

「知らなかった―!」

 

と言われること、結構ありませんか?

 

 

なるべく凝り固まった考え方をしたくないので、賛否どちらともの意見も聞くし、自分が気に食わない主張をしている人とも交流を持つし、自分とは違うコミュニティーに所属してみたりしているけど、

 

それでも自分の考えに固執しているのかもしれないな。

 

と思うのです。

 

 

だから、もし自分が”普通”なのだと思っているのなら、

今いるところから離れて、違うところに行ってみませんか?

 

で、

 

これって当たり前のことでいまさら伝えるのも恥ずかしいけれど

 

と思うようなことだとしても、発言してみませんか?

 

 

案外”普通”だと思い込んでいるのは自分だけかもしれません。

 

 

 

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話ずれるかもだけど、

誰もが世間でいうところの”成功者”になれるわけではなくて、

向き不向きもあるし、その人の価値観もあるし、

世間でいうところの成功者になる必要もないと思っています。

 

私は、ただ生きているだけでも”成功者”だと思っているので。

 

こんな時代だし、のんびり生きよう。

普通でいいじゃん!

 

大多数が”普通”の人である世界では”普通”であることって

安心できるものだと思うの。

 

だからもし自分が”普通”なんだったら、

 

”普通”を極めたらいいと思う!

 

普通の人間にとっては普通ってありがたいんだよなー。

 

 

普通を極めたら、それはもう普通ではないのかもしれないが。

(堂々巡りになるのでこの辺でw)

 

 

私は2018年の試験を受け、合格しました。もう3年前になるんですね。
試験の申し込みは7月末までだったと思うのですが、受けるかどうするか迷っていたので申し込みはギリギリになり、そこから試験の日までの約80日間、延べ時間数100時間を試験勉強に費やしました。

未経験、不動産知識のない中でどのように勉強して1発合格をしたのかを書いていきます。
(重要事項説明すら見たことがないほど無知でした・・・)


私は基本、土日は勉強をしたくない人なので、勉強時間は主に平日の仕事が終わった後、喫茶店等で1,2時間の時間を取って勉強していました。
もちろん他の予定もあるので毎日ではありませんでしたが、移動中に自作メモを読むなどして平日はほぼ毎日1,2時間やっていたかな。
(なので延べ100時間くらいの勉強時間になりました)


使った教材は写真の3冊。

 



 

今はネットで法律条文を見ることができる便利な時代なので法律書や参考書は買いませんでした。


時間がないのでどうせ全部読めないだろうと思ったのと、未経験のため読んでも理解できないだろうし、私の性格上、理解できないと先に進めそうになかったので、それなら問題から入って、その問題に関わる条文などを調べていった方が早いと思ったのです。
宅建士に関わるすべての法律条文を読んで理解することは80日間では到底無理ですよねー。


未経験のためまったく事前情報がないので、宅建士の仕事がどんなものなのか、どんな法律が関わっているかもまったくわかりません。
なのでこの問題集を最低でも3周はしたかったのですが、実際は時間がなさ過ぎて2周しかできませんでした。
(実際は2周できたところと1周しかできなかったところがあった)

 

 

宅建試験は法律(科目)ごとの合格最低ラインがなく、知識が偏っていても合格できるので、1度問題を解いて解説を見ても理解が難しいところは思い切って捨てました。
(わからないところは勉強するのをやめた)

捨てる分量はどのくらいにしたらいいのかはその人の実力次第ではありますが、宅建試験は7~8割以上(※)正答すれば合格できそうだなというところから逆算して決めました。
※直近の合格基準点を見ると35点は絶対に取りたいところで、昨年は38点が最低点だったようです。


いくら緊張しない私でもやはり試験中はいつもと違う雰囲気なので実力が出し切れるとは限りません。
加えて勉強不足感は否めないので、いつもできているところができない可能性も大きいため、捨てる部分は過去問でもあまり出てこない2単元くらい(全体の1割程度)に抑え、法律を読んだり解説を見て頑張れば理解できそうなところは徹底的に勉強し、ほぼ100%理解して(理解していなくても出題パターンを覚えて)解けるようにしました。


問題集1周目は捨てる教科を判別するために解いていき、解説を読んで、法律条文を読みました。
ネット上には法律の解説や宅建についての解説をしてくれている方もいるのでそれらも参考にしました。

問題に出てくる数字や文言は一部なので、それらに関連する数字や文言や繋がりは調べてまとめ、問題に出てきた条文だけでなくその条文の前後や関連する条文、諸規則はすべて調べました。

自分で教科書を作っていった、という感じですかね。なにせ問題集しか買っていないので1つ1つまとめていかないと繋がりがわからなかったんです。
 

別にノートを作ろうかなとも思ったのですが、きれいに作ったところでどうせ試験が終わればゴミ箱行きなのだから、きれいに作るよりその単元のことが問題と解説も含め見開き2ページでわかるように問題集に直接書き込む方法を取り、図や表などのまとめは付箋や小さなメモに書いて問題集に張り付けたりして照らし合わしやすいようにしました。


こんなふうに直接書き込んでいきました。



そして問題集2周目に入りました。

過去問を何年分か解いていくと気づくと思いますが、出題にはやはりパターンがありますのでそのパターンを覚えてしまうというのもあります。なので私作成の教科書も相当偏ったものだったと思います。



10月に入ってからは過去の試験問題(これもネットで拾えます)を過去5年分解きました。
過去問には回答のみで解説がついていませんので、自分作成の教科書が頼りです。なぜその選択肢が正しい答えなのか、なぜその選択肢が間違っているのかは自分で調べるしかありません。

そう意味では問題集1周目のときにその問題の意図と法律、解説などをしっかり勉強して、図や表にしたりして自分なりの教科書をまとめないと問題を解いてもその答えがなぜ正しいのかを理解できないでしょう。


1周目に時間をかけるべきですね。これができていれば机に向かわなくても(たとえば移動中の電車内などで)勉強することができます。


過去問5年分のうち3年分は1つ1つ解いて、1つ1つ条文や自分がまとめた教科書を参考に勉強しなおし、2年分は試験と同じ環境で試験と同じように解きました(模擬試験のように)。


この模擬試験は、実際の試験と同じようにするので時間配分をどうするかとか、自分の得手不得手の再確認、今一度勉強しなおした方がいい教科や正答率がどの程度になるかなどのために絶対にやったほうがいいです。

この時点で最低でも40問(宅建試験は50問)は正答していないと実際の試験をクリアするのは難しいと思っています。実際の試験では緊張しますし、マークのし間違いや、空調などの設備、周りの受験生の状況によって必ずしも整った環境で試験が受けられるとは限りませんから。


時間があるなら過去問はどんどん解いた方がいいとは思いますが、あまりに古い過去問だと当時の法律とは変わっている部分もあるので、正答が正答でなくなっていることもあります。
それを調べるのはものすごく大変なので、あまりに過去のものよりは最近の過去問を何度か解くのでもいいと思いますし、市販されている過去問題集を買えば解説がついているのでそちらを使ってもいいと思います。

(私はそもそも仕事で使う気がなかったので、宅建の勉強というよりは合格することを目的にし、いかに費用をかけずに勉強するかも考慮に入れていたので先の3冊の問題集しか買わなかったし、自力で調べる方法を取りました。でも自力で調べることで力はついたかも。解説をただ読んでわかった気になるより、自力で調べることで身についた部分はあったと思います)


過去問をひたすら解いていくと、繰り返し出題される部分と”ひっかけ”の傾向がだいたいわかるようになるので、テキストを読む時間より過去問を解く時間を優先させた方がいいと思います。



実際の試験のときは最後の最後、ホント最後の1分まで試験問題を解いていました。こんなにギリギリまで試験問題を読んでいたことはなかったと思います。
そのくらい目一杯時間を使いました。(ギリギリすぎて焦ったぁ)

目一杯になったのは、過去問に似たような問題があったのだけれどいまいち覚えていなかったところがあって、最後まで選択肢を迷ったんですよ。
 

結局その問題は正答できていました。最後まであきらめないことも大事ですね。

そして受からなかったら2度と受けないだろうなと思ったので、「絶対受かってやる。」とは常々思いながら勉強していました。
 

これ大事。


あんなに集中して勉強した2ヶ月半は今までなかったかもなー。


最後に。
私は仕事で使う予定はなかったので、これはあくまで”合格”を目標に置いた勉強方法です。
実際仕事で使う場合はこれでは知識不足ですし、記憶にもほぼ残りませんのでお勧めしません。

参考にした法律サイト
https://elaws.e-gov.go.jp/
こちらで読みたい法律を検索しました。

あとは個人さんで独学している方や合格記を書いている方がいたので参照にしたのですが、なんという名前のブログだったか忘れた…。1つ1つの法律や抑えておきたいポイント、数字などが良くまとまっていてものすごく参考になったんだよなぁ。あれが無料だなんて信じられない。今ならnoteにして売っていてもいいレベル!


その節はありがとうございました。

※ブログ等を参考にする場合は、日付を確認したり、きちんと法律条文に立ち戻って勉強することが大切です。法律はなかなかな頻度で改正されますから。