何だか、音楽への情熱が
消えたような気がしてた
結婚して、出産して
独身の頃は、あんなに買っていた
CDを買わなくなった

子どもが産まれて
お金の使い道が増えたから
いや違う

仕事を辞めて収入が減ったから
いや違う

そもそもCDショップにも行かなくなった
あぁ、私は音楽への情熱が
無くなっちゃったんだな
って思ってた

でもね、昨日気づいた
大好きで大好きで
たまらなかった
これからもずっとそこに居続けてくれると
思い込んでいた人たちが
突然いなくなったこと

いつまでも今のまんま
そこに存在していると思っていたから
私は、疎かにしていたんだ

だからね、その疎かにしていた
自分が許せなかったんだ

そんな彼等を大好きになった自分も
人生を変えられちゃったことも
疎かにしちゃってた自分も
そんな私を許せない自分も
悔しかった自分も
ぜ〜んぶ昨日彼等のライブで
飛んでった

あぁ、おかえり
って、帰って来てくれてありがとう
もう、ずっとずっと全力で
大好きって言い続けるよ
って、誰かが死んでも
少しずつ減っていっても
ずっとずっと大好きです。

あなた達に出会って
人生が変わって
今やっと理解できるようになった
あなたが書いた歌詞とか
やっぱりカッコ良かったギターソロとか
2人のエロさとか
兄弟の仲よさげな様子とか
セクシーさが増したベースとか
もう、全部全部、大好きです。


自分にはどうすることもできないような
悲しいことがあった日だって
何を思えばいいんだろう
何て言えばいいんだろう
って混乱しながらも
そんな夜は君に会いたくて
って、そんな時だからこそ
君に会いたいって言うし

本当の不自由は
不自由だなんて言えない
って知ってしまったから
不自由だと叫ぶ自由がある
って、素晴らしいって感じるし

汚されて目覚めていくんだ
って、子どもを産んで世の中のことが
少しずつ分かってきて気づいた

こんなに大切なことを
歌っていたんだなって
毎回、聞くたんびに発見してるよ

そして、あの頃のみんなと
同じくらいの年齢に
自分がなってることにも
びっくりしてる

でもね、目の前には
あの頃よりも年をとったはずなのに
イキイキと楽しそうに
嬉しそうにステージに立ってる
4人がいる
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やっぱりね、4人が同じステージに
立っていること
それがね、私の幸せなんだ
あぁ、やっぱりこの4人だな
って、多分本人達も感じてるだろうけど
きっと、あの場にいた
お客さん全員が
同じこと思ってるね

そんな、4人と
4人を見ている自分がいる世界
それが、多分しっくりくるんだな

夜中のラブレターになったけど
暑苦しくなったけど
本当に本当に大好きで
どんだけ話しても足りないくらいの
愛があるんだって
今回、痛感したので
このまんま、あげます

あぁ私、THE YELLOW MONKEYが
あの4人が大好きだ

あの最後のアニーの言葉が
多分、すべてを表してたな
本当に本当におかえりなさい。