ゲームブック「妖魔の森の冒険」 | 愛すべきゲームブック

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ハローチャレンジャーブックシリーズの第2巻で、昭和59年に発行された日本最古?のゲームブックと言っていいでしょう。作者の方が21歳の時の作品らしいのですが、丁寧でわかりやすく、無駄のない文章で、子供も大人も楽しめる内容になっています。
以前何度かプレイした記憶がありましたが、内容を完全に忘れていて、初めてプレイするような気持ちで楽しめました。さすがに挿絵は覚えていて、こういうのあったなと思いましたが。挿絵も独特の雰囲気があって良いです。
16歳になる少年が、大人として認められ、危険な東の森へ行くことになる、といった内容です。サイコロや筆記用具などが不要で、難易度もそれほど高くないので、ゲームブック入門書として完璧だと思います。分岐も多く、すべてのルートを辿ってみたくなりました。
正解のルート以外をあえて選んだりして4回バッドエンドになりましたが、5回目でグッドエンドっぽい結末に辿り着けました。どうやら結末が2通りほどあるようなので、またいつかプレイしたいと思います。
ここをこうしたらもっと良くなるなという箇所を見つけて、ちょっと嬉しくなったりもしました。ENDや進み先だけ書かれたパラグラフがあったりして、昔はこういうのが多かったのかなと思ったり。
現在でも安く入手できるのでおすすめ致します。

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