夫婦問題のはじまり | 幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

東京下町で暮らす5人の子沢山ママです。結婚27年目。
長男25歳(社会人・一人暮らし)長女15歳・次男14歳・三男9歳・四男6歳。
非常勤保育士として働きながら、オリジナル家計簿を販売中。

ぐちゃぐちゃにこんがらがった糸のように

複雑に絡み合った夫婦関係。

お子さんからのSOSのサインで、もう目をそらし続けることはできないと気づき

見ないようにしてきたこと

認めたくなかったこと

忙しくして考えないようにごまかし続けてきたことと

向き合うときが来たね。

複雑に見えて、本当はシンプルだった今の状態。

はじまりは、親の愛を疑うことから。

親の愛を信じないことからはじまった。

「こんな愛は私の欲しい愛じゃない!」

と、意地を張ってきた者同士が

魅かれ合い

そしていつしか

傷つけ合う。

どんな命も、母親から産まれた

両親がいるから、今、自分が生きている。

その事実をないがしろにし

こんな親のじゃなかったら、こんな私じゃなかったのに!

と、うらみいっぱいに復讐の人生を歩む。

復讐は、幸せにならないこと。

自分を幸せにしないことは、親のへの復讐。



自分の土台を軽視し、ぐらぐらなままの自分を取り繕い

そのひずみを受けるのは子どもたち。

子どもから、

「こうなったのは親のせいだ!」

「母親なんて…」

とそっくりそのまま返されて、

そこで

「これは私自身のしてきたことだ!」

「復讐の人生を積み重ねた結果だ!」

と、気付けるか?

雷に撃たれたように、自分に衝撃を与えられるか?

はたまた、

さらなる悲劇のヒロインとして生き続けるのか?



それは、すべて自分の選択。

どちらの道を選ぶのか?は、自分で選べること。


複雑に見えても実はシンプル。

自分の土台を、自分で蹴飛ばしているから。

土台がガタガタだから

誰かにしがみつかないと立っていられない。



子どもを産み育てたなら

出産は、母親も命がけなことも

赤ちゃんが育つには

子どもが大きくなるまでには

どんなに手がかかるかも

わかっているよね?



なのに

自分もそうやって産まれて育ててもらったのだと

そこまでの想像力が及ばない。



なんのために勉強してきたの?

なんのためにたくさんの知識を蓄えてきたの?



あなただって、たくさんたくさん、愛を受けて育ってきたんだよ。

それを愛だと認識もせずに…

ただ、当たり前に与えられてきたこと

それが愛なのだから。



大人になるって、愛は当たり前にあると知ること。

親の愛の土台の上に自分の人生があると知ること。

自分の恨みつらみを、子どもに引き継がないこと。

今、向き合うべきは、パートナーでも子どもでもなく
 
ささくれ立った自分自身の心。

カサカサになった心を潤すのは、愛されて育ったという事実を認めること。

愛って特別なものじゃない。

あなたの命の土台として、ただ当たり前にあったもの。

いつもあなたに向けられ、あなたを包んできたもの。



「親の愛なんていらない!」と

意地を張るのをやめたなら…



あなたもダンナさんも

愛されて産まれてきた同士。

愛されて育ってきた同士。