8日29日は、マルカフェ美術部開催日。
記念すべき第10回目は……
「アクリル絵の具で抽象画を描いてみようの会」。でした。
錆コラ界の革命本、
岡崎友則「錆ZINE」に触発された作品群…?!
先ずは画材の特性などについて
Kazu先生によるレクチャーを受け、
さて、はじめての抽象画に挑戦です。
今回、キャンバスとなるのは、木片。
塗料は、主にアクリル絵の具、
道具は、筆、パテ、ヘラ、歯ブラシ、布、王冠などなど使えそうなものは、何でも!
木片はKazu先生が下処理を施してくださっていました。
また、装飾物として「きりこ」と呼ばれる
金属端材(銅、アルミ等)を
パンタレイ・クラフト&アーツの武藤氏がお持ちくださるなど。
アクリル絵の具を
上からぽたぽた滴らせたり、
こりこりと積み上げるように色を置いたり、
粘度に変化をつけることで、乾燥時間にズレを生じさせたり。
速乾性を加速させるために
ドライヤーで乾かしたりもしました。
こちらは、わたしの手元。
毎朝のスムージー用コースターにしたく
思うまま大好きなゴールドを塗りたくって……
マスキングテープで縞を描く喜びに目覚め
調子にのって青や赤を重ねはじめたところ
色をたのしんでみましょう、と、
おおらかなKazu先生の言葉を胸に、
90分の制作時間で、完成したのが
抽象画、とはいえ、参加者其々の個性がにじみ出るような面白い作品がそろいました。エイジング加工に留まらず厚みを出したり金属片を散らしたり、赴くままに色を重ねる作業は、何かしらを解放してくれるのでしょうか。みなさん口々に、たのしかったと繰り返しているのが印象的でした。絵の上手、下手、ではなく、つくることをたのしむ、たのしむ時間を分かち合う、美術部本来の目的に即したような、朗らかで気持ちの良い回となりました。
ご参加のみなさま、Kazu先生、今日も一日ありがとうございました!
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●ごはん
焼きおにぎり三種/季節のサラダ/ポークポトフ/チーズケーキ
合評時には、なかの真実部長によるNY体験記、「シン・ゴジラ」についての考察なども交え、これまた愉快なひと時を過ごすことが出来ました。
●作品
和モダンなのは、マスター作のコースター。
本人は「メダルを意識した色合い」だと申しておりましたが、仕出し弁当の容器のようであるという指摘に膝を打ちました。
わたくしのどうしようもなかった木片は
こんな風になりました。
明日から使ってみようと思います。
マルカフェ美術部、
次回は、9月24日(土)開催予定です。
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【今後の予定】
●9月9日(金) 16:00閉店(15:00ラストオーダー)
●9月11日(日) 16:00閉店(15:00ラストオーダー)/16:00~MBC#021開催
●9月24日(土) 18:30~マルカフェ美術部#011
●11月23日(水祝) 第二十三回文学フリマ東京/マルカフェ文藝部
金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00)
Malu Cafe/マルカフェ
〒145-0073 大田区北嶺町37-2
TEL/FAX:03-6425-8951
MAIL:chef@malucafe.com
東急池上線「御嶽山駅」より徒歩2分/「多摩川駅」より徒歩17分