行って参りました。
新宿は東口の、純喫茶「珈琲 西武」。
JPAL紀伊國屋展2016に重ねての、訪問です。
●「JPAL紀伊國屋展覧2016」へ行ってまいりました!(「新聞連載/モノクロームの世界」)記事はコチラ/拙ブログ内リンク
新宿紀伊國屋本店からも、ほど近く、
新宿のど真ん中に、
純喫茶。
レトロ感満載の看板に、
にぎやかな食品サンプルがそそります。
このサンプルだけで
小一時間たのしめるのではないかと思えるほどでした。
きらきらで、つやつや。
うら寂れた階段を上ると、
ぽってりとした光に包まれた
さざめく店内。
先ず、飛び込んできたのは、
エメラルドグリーン眩しいステンドグラスに
ベロア地の、真っ赤なソファーでした。
ランプの形や
張り巡らされた鏡には、
否応なしに高ぶってしまいますね。
クラシカルなホテルのような、
バロック調の絨毯も、
とっても良い雰囲気。
きゅ、と、静かに足元を包んでくれるところが好きです。
(透明マニラさんで新調したワンピースにうつつをぬかしています)
こちらでも、いつもの通りバナナジュース。
の、つもりでしたが、
珈琲西武さんはパフェがおすすめだと聞いていましたので、
季節の、苺パフェなどを。
・・・
「ひゃあ」
アイス・オン・アイス、っていうか
アイス・イン・アイス、っていうか
・・・
放射状に広がる苺の下には、甘さごくごく控えめの、
しかしこれでもかと詰め込まれたホイップの、
そう、中央にはバニラアイス。
コーンに盛られたアイスクリームはフローズンヨーグルトでしょうか。
間に納まるさくさくのコーンフレーク(なつかしい!)と
頂を飾るカラースプレー(なつかしい!)に
胸が躍りました。
このビジュアルなのに
案外さっぱりして食べやすい、という
ちょっとわけのわからないヘブン状態。
ブラジルベースのブレンド珈琲とは、
実に良く合う正統派喫茶パフェ。
(深煎り、重めの珈琲とホイップの組み合わせ、は、王道ですね…)
いやしかしこれ寄る年には勝てズ、
半分食べるのがやっとでして。
あとはマスターに託しました……。
(かつては雀荘にも入り浸っていたという、マスター。懐かしいなあ、と、しきりに)
無事、完食。
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店内では、パソコンを開いている方も多く、
電源も使わせていただけるようでした。
2F喫煙席
3F禁煙席
と、分煙もきっちり。
蝶タイに、メイド服、と、制服もかわいくて。
お若い店員さんが多かったせいか、
コスプレみたいでドキドキしてしまいましたよ。
駅近の抜群な立地の老舗喫茶店は、
旧き良き昭和の佇まいと、
現代のニーズを絶妙にミックスさせた、
「ネオ純喫茶」とでもいうような活気溢れる空間。
唯一生き残るのは変化できる者である、という
ダーウィンの言葉を思い返しながら、
お店を後にしました。
記念にいただいたマッチも、デザインが秀逸で。
なんとなく松本清張が似合うような気がいたしましたが、
「珈琲 西武」には、池上遼一×武論尊「HEAT」でございましょうか。
眠らない街新宿で愛されてきた、純喫茶。
次は、「らんぶる」にも行かなくちゃ。
部活も捗る初夏ですね。
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【今後の予定】
※お昼の営業時間はご予約のお客様で「満席」となりました。ありがとうございます。
●6月27日(月) 第九回マルカフェ美術部×宵町めめ先生コラボ企画
●7月2日(土) 終日貸切
●7月9日(土) 終日貸切
●8月11日(木祝) マルカフェス2016開催!
金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00)
Malu Cafe/マルカフェ
〒145-0073 大田区北嶺町37-2
TEL/FAX:03-6425-8951
MAIL:chef@malucafe.com
東急池上線「御嶽山駅」より徒歩2分/「多摩川駅」より徒歩17分