ご来場御礼/文学フリマ奮闘記 #bunfree | ●Malu Cafe●

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はじめまして、Malu Cafe(マルカフエ)です

文学も爆発だ!
というわけで、クールジャパン的文学作品「おすし」ひっさげ行って参りました、5/5(月)第18回文学フリマ。マルカフェ×挿絵がおおきな物語ブースに足をお運びくださった皆様、ツイッター、FBなどでも応援してくださった皆様、誠に、ありがとうございました。おかげさまで、実り多きとてもたのしい一日となりました。貴重な初回奮闘記、当日の様子を記録&ご報告いたします。

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イ-15&イ16

マルカフェ文藝部としては【初参加】となる今回。
ブログでもたびたび紹介させていただきました、企画小説「おすし」を中心に、総合文芸誌「棕櫚shuro」、棕櫚Tシャツ、マルカフェバッジを並べ、文藝部員も勢揃い。ザッパーンと押し寄せるが如き無機物の波―なかの真実作通称「ごみ山(宝の山)」を施したポスターが目印。でした。


設置
今回の出店数は、なんと650。
あいにくの雨模様となった当日、早朝には震度5の地震、またGW中。交通機関の混雑具合がわからなかったので早目に移動。御嶽山からの移動には、大森からバス、浜松町からモノレール、という選択肢がありましたが、時間の読める後者を選択。結果、ゆったりとした車内でののんびり移動適いました。9時40分頃到着しましたが、サークル入場を待つ行列も長く続いておりました。運営スタッフの皆様にはしかし頭が下がります‥。サークル入場は10時、一般入場開始の11時まで準備を進めました。


1サークル分のスペースは90cm×45cm。
2サークルの合体ブースで、長机一台分のスペースとなります。
各サークル趣向を凝らしたブースに圧倒されつつ。粛々と設置。
なかの真実が、元気でした。

※撮影:中川マルカ
お取扱作品
目玉商品の「おすし」一人前
おすしいかがですかー、と、ブンガク活動にあるまじき呼び込みも、感度のよい方にはしっかり受け止めていただけたようで。「おもしろい」「やばい」「ずるい」などと好意的なご意見も多数給わり、文学の可能性なるものに大きな希望を抱くことが出来ました。


「おすし」は、8作品独立した小説ですが、表紙絵は8作合体で一枚絵を成すしかけ。
個々の小説は、エロ、青春、人情劇、資本主義への警鐘等内容は多岐にわたり、ラジオドラマ脚本仕立てのものや新作落語として書かれたものなど作家の個性が全面に出た作品ですが、全てひっくるめて、「マルカフェ文藝部」のお味。それを表現したのが踊る魚介の装画。故、作品のレイアウトは原画に基づき整え…「8作品で一枚の絵が完成します」の説明に、「おお!」とよろこんでいただけることたびたび。

【正面】 お客様側

※中川マルカ「サーモン」完売の様子。\(感謝)/
【裏】 売り子側

販売
作品はいずれもお立ち寄りの際、お手にとってご覧いただけるようにご用意。
「ジャケ買い」ということばがありますように、手を出したくなる装丁、というのがあるんだなと、ビジュアルの持つ力を見せつけられる現場。今回の8作、最も多く手に取られた作品は「カリフォルニアロール」。やはりアボカド×蟹のコンボが効いていたのでしょう。次いで、「赤貝」「たまご」「こはだ」…目の前で作品に目を通していただく、というのは、あれですね、うれしさと気恥かしさと居たたまれなさと、指導教官に論文見せる時のあの感じをまるごと思い出すわけですが、作品にかける思いや矜持が、ずんと前に。拙作「サーモン」にも、立読み後、文章を気に入ったと言ってお求め下さる方が続々現れブース跨いでハグさせていただきたい衝動に駆られました。即売会の魅力ですね。中川マルカ、今日から再び早速筆を取りたいと大いなる創作意欲に見舞われております。

ブース内には、文藝部から、石川友助、市川すなお、カフェラテ、中川マルカ、なかぎりせいじ、なかの真実、ゲスト参加の天ケ瀬幹夫も、売り子として登場。友助×なかぎりは勢い「マルキャス」 収録を実施。

※クリックすると別サイトへ。iTunesでも、マルカフェ放送部が当日の様子をお届けしています。

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総括
「17時、終了です」の場内放送に会場からわき起こるあたたかい拍手。
マルカフェ文藝部、戦果は、当日販売77冊、ご予約分28冊の計105冊。
マルカフェをご存じの方、初めての方、いろんな方が足を運んでくださいました。ツイッター上でフォロー、RT諸々やりとりのあった方、「おすし」紹介をSNSで見ました、なんだか気になっていました、などとお寄りくださる方もありまして、ネットとリアルとブンガクと、様々な要素がつくる「つながり」の面白さを存分に享受し、静かな熱狂に身をゆだねることが出来ました。売上の数字も大変うれしいものでありましたが、やはり、「作品」を介した世界観の共有、一期一会の出会いには、何にも代えがたいよろこびがあるものですね。お越しくださった皆さま、関係者各位には心より深く感謝申し上げます。お隣の「九ポ堂」様、「ワンマン初体験」様、真後ろの「絶対移動中」様、お世話になりました。今回、初めての参加につき、行き届かぬ点も多くありましたが、反省点は次回(?!)への課題とし、中川マルカ、マルカフェ文藝部、さらに精進してまいります。
ありがとうございました。

※マルカフェ文藝部ブースには犬神図書館長ご寄贈のKindleタブレットも鎮座
何度でも繰り返しおたのしみいただける、マルカフェ文藝部の「おすし」
お求めいただいた作品が、皆さまのお口に合えば幸いです。またご感想などお寄せいただければ、さらに幸いでございます。マルカフェツイッター(http://twitter.com/malucafe )、本ブログ、メール、或いは店内で、文藝談義に花を咲かせましょう。

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元気の源
思いがけず、差入もたくさん、ありがとうございました。

伊藤鳥子様、伊藤なむあひ様、業平心様はじめ「絶対移動中」参加メンバーの皆様、宵町めめ先生、企画展編ZINEあずまきよう様、他、チョコレートにクッキーにお団子、ちまき、ラスク等 等美味しいものがいっぱいでした。それらも含めて文フリの魅力でしょうか…。マカロンなI様には完全にノックアウトされました。多謝。

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【今後の予定】

5月16日(金) 18:30-エンペラーナイト
5月31日(土) 通常営業‐16:00まで/17:00‐「貸切営業」
※営業時間内外、ご予約・貸切随時お承りしています
※「よくあるご質問」Q&Aはコチラ

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