高校での演奏。のどかな田園風景の中を
まっすぐのびる国道を学校へ向かう。
筑波山。千葉の北総で育った僕には、
小学校の頃、学校行事や休日に家族で
何度か登ったことがある、なじみの山。
今回は男子の多い学校で、本当に元気の
有り余る生徒が多かった。
ステージに出てビートを打ち始め、こちらの
演奏が始まると、雄叫びをあげながら踊りだす(笑)
いいじゃないか。元気で。
1時間半のステージ。全部アカペラ。
彼らの知っているだろう曲もあれば、
あまり聴きなじみのないだろう曲もやる。
今はどう聞いていいかわからない曲もあると思う。
でも、学生時代の経験は後になって必ずなにか
価値がみつかる。無駄なものはあまりない。
よくわかっていなくても、｢体験したことがある｣って
ことが大事なんだと思う。
僕らの年齢ですらそうだけれど、人生は
なにがどうきっかけになって、どんな展開を
見せるか本当にわからない。
なんにでも｢自分なりに反応してみる｣って事が
とても大事なことだと思う。
無視や傍観から生まれることはあまりない。
行儀良くいる必要なんてないから、雄叫びでも
立ちあがって踊りだすでも、なんでもしてくれればいい。
そのうち嫌でもそういうことはできなくなる。
思いっきり反応してくれればそれでいい。
それが僕らや君たちにとっては大事だ。
なんてやりがいのある仕事だろう。
一緒に楽しもう。
なんてことを東京駅の立ち飲み屋で
ダイナマイトしゃかりきサ～カスの
メンバーと船盛りつつきながら語った。
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