みかんが糖尿病を予防する? | 幕内秀夫の食生活日記

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ミカン、糖尿病予防に効果 生活習慣病のリスク抑制

朝日新聞デジタル 3月24日(木)5時28分配信

 ミカンをたくさん食べる人は生活習慣病の発症リスクが低くなることを確認した、とする研究結果を農研機構果樹研究所と浜松医科大などのチームが23日発表した。10年間に及ぶ1千人規模の追跡調査で、ミカンに含まれる成分の血中濃度が高い人ほど、糖尿病や非アルコール性肝機能異常症などになりにくいことが分かったという。
 チームは、温州ミカンの産地、浜松市の三ケ日町地域で住民健診時に被験者を募り、30~70歳の男女1073人を対象に栄養疫学調査を実施。2003年から10年間の健康状態の変化と、ミカンに多く含まれる橙色(だいだいいろ)の色素「βクリプトキサンチン」の血中濃度との関係を統計的に分析した。
その結果、毎日3、4個食べるレベルの血中濃度の人は、毎日は食べないレベルの人と比べて、糖尿病の発症リスクが57%低かった。非アルコール性肝機能異常症は49%、脂質代謝異常症も33%低かった。
βクリプトキサンチンをマウスに投与したところ、肝臓の炎症抑制や、脂肪細胞でのエネルギー消費促進などの働きがあることが分かったという。
果樹研の杉浦実上席研究員は「果物は糖分が多いため糖尿病に良くないと思われがちだが、危険因子ではなく予防因子であることを明らかにできた」と話す。
朝日新聞社


▼昨日の「焼き焦げ」は誰にも役立たないよけいなお世話だと思う。それに比べて、「みかん」の話は、健康のためではなくみかん生産者農家のためにはなっているだろうか?ただし、昨日は「アクリルアミド」、今日は「みかん」、一つの物質、一つの食品と健康を結びつける話はすべて怪しいと思ったほうがいい。

 毎日、みかんを3、4個食べる人は、それ以外にスイーツも食べる人は少ないのではないかとは考えられないだろうか?みかん、3、4個も食べてそのほかに、まんじゅう、ケーキを食べる人はめったにいないだろうと思う。清涼飲料水も少ないだろう。つまり、みかんに糖尿病を予防する効果があるのではなく、スイーツを食べる量が少ない人に糖尿病は少ないという調査だと思うのだが?

 みかん?季節になったら適当に楽しむのがいいと思う。糖尿病予防のためだと考えて、毎日、5個も6個も食べるようなことは進められない。