インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~（ネタバレ）

痛い痛い痛い痛い！痛いって！！

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海外から来た男がある女郎さんを捜してはって。
たまたま一夜を共にした別の女郎さんの話を聞いて。
痛いよぅってなる。

 

海外の文筆業クリス。
間違っても文豪とアルケミストには入らないキャラ（当たり前）。


彼は女郎の小桃という人を捜してまんにゃわ。
結婚の約束したんやて。
その捜索途中で、小桃を知ってるという女郎さんに遭遇。
顔の片側が引きつれてて容姿がアレなのでお客さんも付かない上にハミゴにされてるっぽいその女郎は、
小桃のことを話してくれましたん。



女郎に優しくしてくれたのが小桃。


ところが小桃は、ある日翡翠の指輪を盗んだという疑いをかけられ、拷問を受けるのです。


この拷問が、
痛い痛たい痛い、ちょ、痛いて！
なので、気の弱い人は観ないほうが良いと思うよ。





拷問を受けても、小桃は指輪の在り処をいいません。
小桃の拷問シーンを影から見ていた女郎。
そして女郎は、小桃をKILLります。
あのまま生きてても生き地獄ですから、早うあの世に行かせてやりました。
的な意味で。



「ナゼコロシタホワーイ」
クリスが問い詰めると、女郎は恐ろしき真実を語り始めます。




女郎の親は堕胎業だったこと。
この女郎宿では頻繁に堕胎が行われていたこと。
男の子は即座に殺されるけど、女の子は女郎になれるから生かしといてもらえること。


女郎の母親は、クソニート酒浸りの旦那から逃れることもできず堕胎業をしてはったん。
ややこを川にぽいぽい捨てます。
漸く人の形になったややこをポイ。


不法投棄です！
川を綺麗に！




女郎には秘密がありました。
顔が引きつれていたのも、頭にもうひとつ顔がついてたから。
お姉ちゃんだそうで。


このお姉ちゃんが強欲で、女郎はお姉ちゃんの言うがままに指輪を盗み、小桃に罪をかぶせてたのです。





頭の後ろから血まみれの手が出てきて「UFO！」とするシーンで、思わず吹き出したマダムと、びびってた旦那。
オメーがワイをホラーの道へ引きずり込んだんちゃうんかい？


お姉ちゃんの人面疽っぽいのが出てきて、クリスは持っていた銃で女郎＆お姉ちゃんを撃ち殺してしまいます。


全くなんでも拳銃で片付けようとする国民性、なんとかならんか？


クリスはタイーホされ、
「拷問したらなアカンな」
と言われ牢屋につながれてます。
彼の横に佇むのは…。

　　　　おしまい

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岩井志麻子姐御が、マジもんのドSやった！




拷問の内容は大変痛々しく。

縄で縛られて、
線香に火をつけたもので根性焼きされたり…はまだ許容範囲とは言え、
爪の間に長楊枝？をズブブーズブブーと入れられはるのは、アカン人にはマジでアカンでしょう。

一緒に見ていた旦那が「キャッ」って悲鳴を上げたくらい痛々しいです。
キャッって…。


その後、歯肉と唇にも長楊枝を刺されて、
さながら南洋のどっかの民族のようなお姿に。


その後アクロバティックに吊るされますぇ。


もう、この拷問シーンでお腹いっぱいで、その後の実はお姉ちゃんが…という展開は「ふーん」でした。


痛み耐性の無い人は避けた方がいい作品じゃないかなぁ。
なんか想像つきますやん、爪の間にぐりぐり突き刺される痛みって。


マダム、昔瘭疽になったことが何度かあって、
当時のドクターの「麻酔したら治りが悪くなる」と言う考えで、
麻酔無しで爪を剥ぐ小手術をしたんですが、
「イダダダダダダダーーー」ってなりましたもん。


あ、でも、脊髄に造影剤打たれた痛みと、腰の手術の後のたうち回った痛みに比べたら、屁でもないですが。





アメリカ？でテレビ放送用に作られたそうで（でも放送禁止になったとか…当たり前じゃ）、全編英語なのがちょっと、嘘っ子感を醸し出してるかなぁ。
別世界のお話みたいなビジュアルだし。


お伽噺なんです、これ。
怖い系の。


だから原作にある土着のおぞましさみたいなのは、
あんまり伝わってないかも知んない。


昔の女郎の拷問ってエグいな―って思いました。
プライム会員なので密林さんで無料で見ちゃったけど、
借りてきてまでは観たいとは思わない…かにゃ～ポチ
　　　　　↓

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