感染が蔓延してる世界の中心で愛を叫ぶ
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感染者がうようよいる世界に、
救援隊として派遣されたチームが、
いろんな敵と戦う
↑
ぜんぜん違うやん!
仲間は犠牲になっていくパターン。
世界にファイラ・ウィルスが蔓延。
感染すると5段階に症状が変化し、
出血などで脳が破壊され、
レベル5では、稲妻がイレブンしたり(しない)妖怪がウォッチしたり(しない!)、
知性や理性を喪失、攻撃性のみが増幅されてしまいはる(正しい)。
感染経路も治療法もわからへんねんで~。
エボラ出血熱の変異体ちゃうか言われてるけど、確かな証拠は無し。
ローレン・チェイス医師は、
どっかの高校に未感染者が残っとるから助けたってと言う命令を受けて、
314部隊を編成、救助に向かいはる。
●ガイド…眉毛が特徴的なレディ(デニース)
●運転手…ムショに入ってたヤサグレもの
●狙撃手…嫁が313部隊に入ってて行方不明
閉鎖されている収容所のゲートが開いたらそこはもう地獄の一丁目。
襲ってくる人たちを撃ち殺したり殴り殺したり。
なのにローレンはあたふたするだけで、超役立たずっぷりを遺憾なく発揮。
感染してない嬢ちゃんを見つけるが、
その嬢ちゃんは罠で、
寝っ転がってた死体がムクムク起きてきて襲ってきよる。
ここでも超役立たずっぷりを発揮するローレン。
狙撃手は襲われた形跡のある313部隊の装甲車を見つけるけど、
嫁は大きな痛手を受けて死んではった…あでゅー、嫁!
狙撃手はローレンに、
「感染者が人を喰うことはあるのか?」
と尋ねますが、ローレンは「さぁ?」
なんとか高校に着き、探しても探しても生き残ってる人がおらへんっぽい。
「誰か~~、生き残りの人はおらんかね~?」
「しーん」
そんな緊迫した状況なのに、ローレンはご遺体からスマホを探し出しては娘のメーガンに電話しとる。
こっそり。
こいつ、携帯なんかいらん必要ないとあれほど周りから言われてたのに、
ひたすら携帯携帯言うてたんはこのためか。
この時点でローレンにイライラが募るばかり。
途中で発狂した母親やらに出会い体育館に行くと、
死体がゴロゴロ。
(ノ∀`)アチャー
…ところが、体育館の億からフレッシュな感染者や感染してへんけどパニックな人たちが押し寄せ、ローレンとデニース、運転手は窓から飛び下り逃げられる。
なぜなら狙撃手が我が身を犠牲にし、食い止めてくれはったカラー!
狙撃手は、感染者(たぶん)のおめんたまに指突っ込んだりして奮闘努力しますが、多勢に無勢でヤンス。
お目ン玉注意報!
お目ン玉注意報!!
さらば、狙撃手!
そして違う意味でさらば運転手(トンズラ)
乗ってきた装甲車も感染者に奪われ、足がなくなったローレン&デニース。
夜になり二人は、捨て置かれている車に隠れますが、
見つかってしまい、多分非感染者をぬっころしんぐ。
どこかの店舗に逃げ込み、
デニースに「娘が生きてるから助けに行きたい」と無茶ぶりをするローレン。
人のいいデニースは、それを許可。
多分自分の子供が白血病で幼くしてなくなったことを未だに引きずってるからでしょう。
そしてもう一つ事実が。
ローレンは実は本物のローレンではなく「医者でも何でもない単なる母親、本名レベッカ」やったー。
(*ノω・*)テヘ 騙しててゴメンチョv
そうこうしてたら感染者:レベル5に襲われる二人。
デニースが危機一髪のとき助けてくれたのは逃走した運転手でした。
病院で救援を待つ313部隊の医師に連絡がつき、
救急車で逃げられることがわかります。
しかし運転手はじつは襲われて感染してはった…。
収容所に戻って治療を受けさせるから、娘の救出に協力しろと詰め寄るレベッカ。
病院に行く途中で感染者に襲われ拉致されてしまうデニースは、貪り食われてしまいはる。
デニースのカメラがその様を冷酷に記録。
デニースの遺体を見つけたレベッカは命乞いをする感染者を撲殺。
病院に辿り着き313部隊と合流するものの、
レベッカが偽物と見破った(本物のローレンと知り合いだった)医師により、
二人は取り残されてしまいはる。
313部隊と非感染者はエンジンだけ運転手に掛けさせ「あばよ~~」
残ってた救急車に乗り込んだレベッカと運転手。
二人は初めて本当の名前を名乗り合います。
僕の名前はレベッカ
僕の名前はフレディ
二人合わせて…ヤンマーになるかい
感染者の群れを蹴散らしながらレベッカの家につくと、
メーガンが一人隠れてました。
…が。
メーガンは感染してはった。
再会を喜ぶ二人ですが、感染者がまた襲ってきて、運転手はここで力尽きはる…。
レベッカは娘に自分の防護服を着せ、
救急車で収容所へ向かいます。
メーガンは症状が進み昏睡状態(レベル4)に。
途中で313部隊の救急車を見かけますが、
襲撃されてはって生存者はもうおらぬ模様。
収容所に辿り着く母娘。
「何人たりとも中には、いれたらへん!」
鉄壁のガードをする兵士たちにより、他の感染者に紛れてレベッカも撃たれてしまいはる。
メーガンはレベッカ=ローレン医師の防護服を来ていたため、
認識ナンバーからローレン医師と思われ、
中に連れて行かれました。
パンデミックのヨカーン!
おしまい
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POV方式。
感染者と言っても、レベル5まで行くと「ハイ感染者」って判るけど、
普通にしてたら見分けつかんやん?
…ってことは押し寄せる感染者の中には、ふつーの人も居るわけやん?
そう考えると、レベッカの、
「銃で撃つのを躊躇う気持ち」
は、至極まっとうな思考であるんだけど。
時と場所を考えたら、まっとうなんか意味ないやんけ!
=
寄らばぬっころし〼!
こっちのほうがまっとう(正しい選択)ってなりますやん?
レベッカに対するイライラがどんどん増幅されて、
「ウチの娘を助けてほしいから協力して」
部分で最高潮。
しかし、レベッカはここから「母の意地」を見せて、強靭になっていくのに、冷静に状況を見据えてた可に見えたデニースが、落とした息子の写真を拾いに行って拉致され食われるという…。
二人の母親の明暗が別れてしまって悲しかったです。
グロはそこそこ。
お目ン玉の他には、
ドタマかち割ったろか!からのカチ割りシーンが結構頑張ってはったかな。
ものすごく評価が低くて、
ハードル下げて観たからか、意外と面白かったです。
POVお得意の、
「ぶれてて何が起こってんのかわからんがな!」と「暗くて何が起こってんのかわからんがな!」で低予算をカバーじゃ!もお約束どおり。
B級ゾンビ系だとしたら、それなりなんじゃないかしらん。
後味の悪いラストとも相まって、
マダム嫌いじゃあないけどなぁ。
狙撃手さんは、嫁がもういなくなったから自分も…という覚悟が出来てたし、
運転手も、既に感染してるからある程度の覚悟はできてたんでしょうけど、
デニースは生きながら食われたんじゃないのが唯一の救いか…。
罠にされた嬢ちゃんは、
たとえ生き残ったとしても、
罠にされるし見捨てられるし殺されかけるしで、
絶望堕ち確実やでぇ!
(by ダンガンロンパ)
序盤から中盤にかけてのイライラっぷりが尋常じゃないので、
強い母親になっても、
何勝手なことしてんの?と思わせしまうレベッカ…
自分勝手、イクナイ!
デニースさんの眉毛がちょっとアレで、
眉毛の人…と心の中で呼んでました。
きっと記憶の中に「眉毛の人のゾンビ映画」とインプットされてしまうことでしょう…ポチ!
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