グッドナイト・マミー(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 

ママが怖い!

 

 

 

ママが病院から帰ってきた。

顔中に包帯を巻いて。

でも人が変わったようになっているママ。

僕らのママなの?本当に。

 

 

 

注!)

ネタバレを知らないほうが楽しめます!

虫が苦手な人は要注意!

 

注意注意注意注意注意注意注意

 

 

双子の兄弟、ルーカスとエリアス。

人里離れた田舎の豪邸(別荘?)に住んでいます。

 

 

 

 

この豪邸がまたオサレで。

ワイ、こんな家なら片付けるわ…というくらいオサレなのに、欠点あり。

耐えられない欠点あり。

 

 

ルーカスとエリアスは、いつも二人っきりで遊んではる。

 

 

家族はどうしてんねん?

…と思ったら、オカンが帰ってきました。

 

 

 

オカンは顔中包帯だらけ、恐怖のミイラのようです。

そして、どえらく怒りっぽくなってなはる。

あの優しかったオカンは何処へ?

!?チーンチーンチーンチーン!?

 

 

怒りっぽくなってるだけでなく、オカンの言動もおかしくなってる。

 

 

エリアスとルーカスは、

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。

 

 

しかしこの双子も、どっかアレで、

なんとGを手づかみで捕獲して飼育してやがる。

ガーンゲローゲローゲローゲローガーン

 

 

西洋のあの、羽根のないでっかいGです。

羽がないからパササササササっと飛ぶことがないので、

マダムこいつとなら戦える!

化学兵器で。

飛ばないGなんか、こわくねーぜ、フハハハハ!(強がり)

 

 

 

兄弟は、オカンに隠れてニャンコを飼っていましたが、

ニャンコはある日遺体となって発見されます。

「オカンがやったに違いない」

 

 

 

双子はニャンコの遺体の入った水槽をリビングテーブルにどっかと置きやがる。

オサレ感台無しになるや無いの!

 

 

双子は、

「あれホンマにオカンなんか?」

と疑惑が加速中。

 

 

オカンも思わせぶりに裸で森の中を歩いたり、

頭ブルブル高速回転っ!ってしたり、

まともじゃない感じなんですけど。

 

 

 

こうしてオカンと双子の間に溝が出来ていきます。

 

 

 

双子は、寝ているオカンの顔にGを放ちます。

するとそのGが、口の中に入っていき…。

 

 

翌日オカンは殺虫剤を噴霧しまくり。

無言でイライラしながら薬を撒き続けるオカン。

 

 

双子の疑いはどんどん深まります。

そしてネットでこの別荘を売りに出してることも発見してしまったのです。

 

 

オカンは別人、

オカンはルーカスが嫌い。

だから僕らは別々にされる…。

 

 

危機感上昇!

上矢印ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ上矢印

 

 

 

このままでは、アカーン。

なんとかしないと(オカンを)。

 

 

オカンは、疑惑を晴らすため包帯をとって素顔を晒しますが、

双子は「眼の色が違う、ほくろがなくなってる、オメーは一体誰だ?」

「眼の色はカラーコンタクト、ほくろは手術で取りました」

言うてるのにオカンを拘束。

ガムテで口をふさぎよる。

 

 

 

 

赤十字の人が「寄付金よこせ」とやってきました。

チャンス到来、この機を逃してなるものか、オカンは必死に声を上げ(ガムテで塞がれてるので呻き声しかでない)助けを呼びます。

 

 

ガムテが外れ「たすけてぇぇぇぇ」と大声を上げた時には、

赤十字の人たちはちょうど家の外に出てしまい、声が届きません。

 

 

双子はオカンの行動に腹を立て、口を接着剤で閉じてしまいよるー!

鼻呼吸が出来ない鼻づまり系の人なら、ここで死亡コースや←ワイ

ドクロドクロドクロドクロドクロ

 

 

 

食べ物を与える時に、接着剤を剥がそうとして、要らんとこまで切ってしまい流血の大惨事。

ハサミハサミハサミハサミハサミハサミ

 

 

 

オカンは「ほんまもものママです、信じて、もう優しいママに戻ります」いうけど、

拘束を解かれたとき隙をついて逃げ出します。

 

 

…が、あえなく捕獲。

 

 

床に縛り付けられたオカン。

オカンは「ルーカスがいるように扱うから」と言います。

 

 

ルーカスがいるように?

 

 

 

そう、ルーカスは事故で死んでいたのです。

オカンはルーカスをわざと無視してたんじゃなく、いないものをいるように扱うことが出来なかっただけ。

 

 

エリアスは、猫の死体の入った水槽に火をつけます。

アルコールで満たされてるから?燃える燃える、すごい勢い。

炎炎炎炎炎炎

 

 

「ギャー、やめてー、アカンて、子供が火遊びしたらおねしょしますぇ?」

エリアスはカーテンにも火をつけ、炎が部屋を蹂躙します。

ママは火に包まれ断末魔の叫びを残して死亡。

 

 

そしてルーカスとエリアスは、家から逃げ出します。

 

 

 

ひたすら走ってたら、

向こうから本当のママがやって来はるやないの。

 

 

双子は、ようやくママに出会えたのでした。

 

 

     おしまい

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 

 

予告編で、口の中にG…からの~、ボリボリ食いますシーンがあり、

こ…こいつは…と思いましたが、

これは全く別のシーンを繋げただけ。

(一つはベッドでオカンがなにか食ってるシーン、もう一つは口の中に入っていくシーン)

 

 

 

そんでも口の中にGってだけで、アカンわ!

 

 

ママが本当のママではないかもしれない…という双子の不安や恐怖が、

気がついたら不穏なことを企む双子の話になっていて…という流れは面白いです。

 

 

 

残酷なシーンを敢えて描かず…お腹の中からGがあふれだす…というシーンはありますが、首チョンパやおめんたまぐさぁはまるっきりありません。

 

 

ありませんが、このゾワゾワ来るイヤーな感じはなんでござろうか?

 

 

はっきりと描かれてはいないものの、

いろんなセリフから鑑みるに、

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

●一家は交通事故にあう。

●お父さんとルーカスは死亡。

●お母さんは顔に大怪我。

●お母さんはそこそこ有名なキャスターかなんかだった。

●その事故は、多分エリアスが巫山戯たかなんかしたのが原因。

●エリアスはルーカスの死亡が認められない。

●故に彼が存在すると思い込んでいる。

●でもママにはルーカスが見えない。

●兄弟差別によるネグレクトではない

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

とまぁ、こういう流れになると思うんですが。

 

 

オカンの気持ちも判るんですよ。

多分やけど顔を売り物にしてる商売なのに顔に大怪我。

旦那はあの世に行ってしまい息子の一人も同じくあの世に。

帰ってきたら一人生き残って無事だった子供はおかしくなってる。

そらヒステリーも出ますわな。

 

 

くるくるムキームキームキームキーくるくる

 

 

 

淡々と描かれている日常が、密やかに異常に彩られており、

不気味感は結構あります。

 

 

あの双子の異常性。

と言うかエリアスの異常性。

 

 

贖罪の気持ちからルーカスを生み出したのだとしても、

エリアスが暴走するルーカスを制止できないことから判るように

エリアスの中に、悪の種(異常な素因)があることは間違いなく。

 

 

ラストでママと出会い幸せそうに微笑んでる=エリアスも死んだ

 

ってことですよね。

 

 

オサレハウスの欠点。

Gが出る。大量に。

瑕疵物件や!

 

虫嫌いには虫ホラー。

ゴキジェットプロで一網打尽にしてくれるわ!

Gの鳴き声が、キモいですゥゥゥ。

ポチってしてくれないとGを放ちますよ(脅すな)

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