死霊のいけにえ(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

女同士が猛バトル(血みどろで)

 

HELL FIREHELL FIRE
3,097円
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金持っとるかも…と

男を誘拐してきたんやけど、

死んだり生き返ったりゲボーって吐いたり戦ったり。

みんなタフすぎる!

 

 

 

 

不幸な境遇から転落人生。

今じゃすっかり、アバズレさぁ。

 

 

そんな、

職業=春を鬻ぐ!な女4人組。

 

 

ドカンと大金を手に入れて、安泰な暮らしがしたいねん!と

強盗事件をやらかしよる。

 

ハートコインたちコインたちコインたちコインたちハート

 

 

ところがそのマフィアだかなんだかの集会に、金は無く、

ムカついたのでその場にいた全員の首を掻き切ってKILL。

ここで4人組のうち一人が、流れ弾にあたって負傷。

(なんせ素人のやっつけ仕事ですさかい)

 

流れ星ドクロドクロドクロドクロ流れ星

 

 

「僕、アンチ・クライスト」と自称するヒゲ男だけは、

もしかしてカネになるかもと連れ帰ることに。

 

 

 

山小屋に辿り着き、負傷した一人を残して

3人で揉めに揉めまくってたら。

 

 

アンチ・クライストくん…略してあーくんが、

マインドコントロールで

負傷した女の子を操り、

自分の腹を引き裂いて内蔵を取り出し死なせるという荒業展開。

タラー滝汗滝汗滝汗滝汗タラー

 

 

あーくん、ホンマに悪魔の息子やったんやで!

まぁすごい力があるわけではなく、

人を操ったり、人の心を読んだり、死者を生き返らせて使い魔にしたり(すげーやん!)。

 

 

腹切娘は、生き返って皆さんを襲い始めます。

血反吐をゲボーゲボーと吐いて、

殺してもなかなか死なない。

ナイフチーンチーンチーンチーンナイフ

 

 

ここからもう、血みどろ劇場。

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

ごめんなさい。

おめんたまが多すぎて、

いちいち注意してられへん。

 

 

あーくんはサタンの息子で、とある妊婦が産む赤子が救世主やから、

それを殺さなアカンねん。

 

 

でも、あーくん自身はその子を殺せへんの。

手を下そうとしたら神のご加護で、自分の身体がじゅ~~って焼けつくの。

 

 

 

「だったら、配下の者を使って殺したらええねん」

あーくん、悪いやっちゃ。

 

 

あーくんのせいで蘇ったおねーちゃんが、ゲボーホゲーとすごい力で襲ってくるから、他の3人で押さえつけるねんけど。

壁にドガドガ頭打ちつけるし、バットで殴りつけるし、

オンナコワイ…。

もやもやガーンガーンガーンガーンもやもや

 

 

その山荘の持ち主もたまたまやってきて、殺されちゃうのですが、

こいつらも蘇ってしまいよる。

 

 

あーくんは、いい気になって、

「やったれやったれ」

OKニヒヒニヒヒニヒヒニヒヒOK

 

 

娼婦のうちの一人、ロゼッタはあーくん側に。

ヒロインちゃんは敵対。

 

 

 

殺される→よみがえる→ゲボラーになる

どんどんあーくん側のコマが増えていく中、

ヒロインちゃんは奮闘。

グーおーっ!おーっ!おーっ!おーっ!グー

 

 

あーくんはロゼッタとマグワイヤーしますが、

何故かふたりとも悪魔のような姿になっていきはるやん。

 

 

 

その頃なんとか逃げ出したヒロインちゃん、車を運転していて事故に。

通りがかりの男性に助けてもらい、

警察に連絡。

 

 

「ウチらが誘拐した男がアンチ・クライストで…」

「(゚Д゚)ハァ?」

「訂正!ウチらが強盗してその時殺すの後回しにして連れてきた男が、ある妊婦さんを狙ってるねん、悪魔的な力で」

「(゚Д゚)ハァ??」

 

「ああ、もう、永井豪先生なら即座に理解してくださろうに!」

 

 

この助けてくれた男性が、実は救世主を妊娠している女性をトランクに隠してはったからややこしい。

 

 

またあの山小屋に戻ってきたやん。

 

 

妊婦さんは、何が起こったのか理解してないようですが、自分がピンチ通信なのは了解した!

チョキプンプンプンプンプンプンプンプンチョキ

 

 

あーくんが、「いけ、ロゼッタ!」「まかしときんしゃい」

じゅ~~~~炎

 

 

ロゼッタもサタンの子でした。

 

 

お…親父ィィィィ。

悪魔だろうがなんだろうが、たいへん気まずいあーくんとロゼッタです。

そしてあーくんたちは妊婦さんに触れません。

 

 

妊婦さんは、

「人をこんなトコ連れて来くさりやがって!」

と、あーくんを足蹴にボコボコ蹴り倒します。

胎教に悪いのでは?と思うほど蹴り倒します。

 

 

あーくん、サタンの子なのに、弱い…。

足えーんえーんえーんえーん足

 

 

 

ロゼッタとヒロインちゃんのキャットファイトは壮絶で。

ロゼッタは蘇りさん達からも攻撃を受けますが、

銃やら釘のついた棒やら斧やらで対抗。

 

 

ロゼッタの目ん玉に指をグリグリ突っ込み、

なんとか視野を奪うものの、

またもや流れ弾にあたって妊婦がぽてちんしちゃった。

 

 

ようやく戦いが終わったと思ったら、

駆けつけた警官がヒロインちゃんを撃ち殺してしまうやないのん!

!?ポーンポーンポーンポーン!?

 

 

そして意識不明のあーくんが、

誘拐されながらも、同じく誘拐されてきた妊婦を命がけで守ったヒーローとして、

世間の皆様から崇められているという皮肉な結果に。

まぁ、妊婦さんは死亡しちゃうんですけどね。

 

 

 

 

あんなに頑張ったヒロインちゃんなのに。

世の中には、神も仏もおらへんのんじゃー、コンチクショー!

 

 

意識が戻ったあーくんは、

政治に興味を持ってると匂わせたり、

なかなかいい人ぶりを発揮。

 

 

悪魔の能力で、人心掌握術にも長けてはるし。

 

 

「フハハハハハハハ、

この世はオレの手の中に!」

調子こいてたら、ドクターがポロッと言いはった。

 

 

「あなたのおかげで、母親は死亡しましたが赤ん坊は元気に産まれることが出来ました」

「ボゥエ?」

 

 

「しかも、あの赤ちゃんは感染症があって、

あのまま母体にいたら命の危機にすらなりかねなかったのですが、

あの銃弾が赤ん坊を避けてくれたおかげで、

感染症の治療にも手を付けることが出来…。

 

 

まるで神の思し召しですなぁ」

十字架デレデレデレデレデレデレデレデレ十字架

 

 

あーくんもロゼッタも、

神様の掌で転がされてたってわけですかぁ?

 

 

この勝負、神の勝ち!

 

      おしまい

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 

 

出てくる娼婦ちゃんたちが、みな様顔面偏差値が低く。

かと言って脱ぐわけでもなく。

妙にガタイがよく。

 

 

…と思ってたら、

あんだけのアクションしてたら、

ヒョロっこい綺麗な人にはさせられへんわな!!

 

 

 

髪の毛掴んで壁に叩きつけたり、

机(石造り?)の角で歯をおもいっきりガキって打ったり。

殴ったり、引っ掻いたり。

 

 

それでも血みどろになっても戦うタフなヒロインが、

どんどんかっこよくなっていきはるん。

 

 

あーくんも、サタンの息子だ!なんて吹いてる割には、やることがコスいねん。

ロゼッタの尻に敷かれて、アカン男系…。

 

 

画面が赤っぽく、古いフィルムのようなざらつきもあり、

決していまどき流行の映像ではないのですよ。

しかも、見にくい(目が疲れる)。

 

 

最初のキャラ説明のシーンは、

もうどうでもええわってなるくらいつまんなくってね…。

学芸会か!!!!!

って、かっぱえびせん食べながら、突っ込みましたわよ、マダム。

 

 

こりゃ~~~ハズレですわと思ってたら、

途中から、バンバン「YOU やっちまいな!」なスプラッタオンパレード。

 

 

そのスプラッタシーンもスタイリッシュではなく、泥臭い。

一昔前的な?

 

 

気の弱い人は、見ないほうがいいかもですよ?と言いたくなるのに。

え?レイティングなしなの?

 

見逃されてるん?

 

 

悪魔と神の戦いではございますが、

悪魔も神も出てこない代理戦争の代理戦争。

 

 

おめーら、ちったぁ動けや!

どんだけめんどくさがりな神と悪魔や。

 

 

人類の命運が、こんな山小屋で決められることになってたかもしれないとは!

 

 

多分…多分、

多くの人は

「ツマラナイ」と思うんでしょうが。

 

 

マダムこの子

好き。

 

高潔な思想なんか何も無く、

アホとグロだけしか取り柄のない子ですが

そこがいいんじゃない!

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