パチもんや思うて舐めたらあかんぇ?
ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ [DVD] 4,104円 Amazon |
何故か人類ゾンビ化計画。
あっちでもこっちでもゾンビぎゃー。
なのにゾンビ化しない人もいる。
あらくれたこの世界を、オレは生きる~!
ある日の夜、山のような流れ星。
トリフィドがク~~ル~~。
ちゃいます、ゾンビです。
皆さん揃いも揃って、ゾンビになりはる。
整備工をしている優しく良きパパであり夫であるバリー。
バリーさんとは縁もゆかりもないで?
そんなバリーさん一家も、ゾンビの災禍に巻き込まれたやん?
バリーの妹ブルックは、友人たちと倉庫を借りて写真を撮ってたら、
メイクした嬢ちゃんがいきなりゾンビ化。
友人は噛まれてお陀仏
ブルックは天井に逃げますが、メイクネーチャンはガウガウしてはる。
バリーは、襲い来るゾンビから逃れるため嫁と娘を連れて逃げようとしますが、
娘ゾンビ化。
嫁もゾンビ化。
噛まれてもいないのに何故?
つか、ゾンビになる人とならへん人、
何が違うねん?
血液型や。
RHマイナスの人は、ゾンビにならへんねん。
噛まれたらアカンけどな。
RHプラスの人は、残念ながら息しただけでアウトでおま。
ごめん、一足先にゾンビになるわ~~~。
その頃ブルックは、謎の軍隊に救出されたと思ったら、
変な実験室に連れて行かれます。
そこにはゾンビたちが縛りプレイされておって、
マッドなサイエンティストさんが、
「みんな!ようやくこのむさ苦しいゾンビルームに、かわいこちゃんがやってきたよ!」と紹介…してへんけど、ゾンビたちもブルックの可愛さにキュン。
…してへんけど。
バリーは、生き延びた仲間たちと、バリバリ防御の装甲車で出発しようぜ。
なのに、エンジンが掛かりません。
ガソリンも軽油も、そういうのが全部燃えなくなってるんよ。
オイルがオイルの働きそしなくなったら、サラダオイルはどうなるのん?炒めものするときどないしたらええのん?とかは考えない。
しかし神さんは、ちゃんと代替品を用意してくれてはった。
ゾンビや。
ゾンビの口からボワワ~~と出る煙みたいなん(あれ、口臭を視覚化してたんちゃうんや)が、燃料やねん!
ゾンビを捕まえて、口にマスクみたいなんかぶせて、
ゾンビ・ガス車発進!
エコカーなのか?
これってエコカーなのか?
ところが、物事には欠点というものがあって。
ゾンビさんガスは、昼間しか使えない。
夜は自分らの活動のために使わはるという、
光合成か!!
夜、ゾンビが周りでウヒャヒャヒャしてる中、
ジーっと車の中で待つ辛さ。
一方ブルックは、ゾンビルームでゾンビエキス(超極潤)を注入され、ゾンビクイーンにさせられそうになってはる。
ブルックは、ゾンビ達を操れるようになってて、
マッドなサイエンティストをゾンビに襲わせ逃走を図ろうとします。
ちょうどブルックを見つけたバリー達。
犠牲を払いながらも、ブルックを見つけたからにゃ~、捨て置けねぇぜ!
バリーとブルックとモジャ頭(バリーの仲間)は、
軍隊と戦いますが、
ブルックが軍に撃たれます。
うわぁぁぁぁぁぁん、
せっかく会えたのにぃィィィ。
不屈の男、バリー、ここまでか!
しかし、ブルックは死にません。
だってゾンビクイーンだから。
髪をふわさぁぁぁぁぁ~~~~と、
どこのシャンプーのCM ?ってくらいふあさってして、
ゾンビたちを操るよ。
軍もこれには参った参った。
軍の偉い人は、なんかもう脳みそ筋肉で、
「肉体勝負だ」
とか言いながら(言うてへん)拳で勝負!的な…。
でも結局ゾンビに食われるよー馬鹿
ばいちゃ~。
こうして、バリーとブルックは、軍の残党をやっつけたりしながら、
世紀末ゾンビ伝説の世界を生き抜いていくのでした。
おしまい
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ちょっと奥様!
こんなん観てる奥様、そうそうおらんやろうけど、奥様!
これ、無茶おもろいですやん。
ブルックのビジュアルがもう…、何このかっこよさ。
ところどころマッド・マックスな世界観を踏襲しつつ&ゾンビものの王道パターンも踏襲しつつ。
チャンネーをかっこ良い美形にすることで、
「ええやん、これ、ええやん!」
に仕上げた手腕はすごいと思います。
やっぱヒロインがおへちゃじゃ、ちょっとがっくりだよね~。
差別的発言じゃないのよ。
商品として売るために必要な要素だと申しておりますのよ!
そこら辺におる嬢ちゃんは、おへちゃでもかいらしけど、
やっぱこういう架空の世界でメインを張るには、
美しさプラス知的とかかっこいいとか、そういう要素が必要なんよ。
とりあえず、
ゾンビはエネルギー源になる。
でも夜はそのエネルギーを自分たちの為に使うから活性化。
ここが素敵。
ゾンビを捕まえてブロロロロと走行していくなんて、
恐怖と利益紙一重。
マッドさんも、いくらゾンビだからって実験体ゾンちゃんの
ハナから機械を入れてグリグリグリ~~~。
ちゅうーーーっと吸い取ったらぁ!…なシーンは、痛々しかったです。
だって、インフルの検査ごときでも、
あんな痛いんですよ?
溶連菌の検査なんか拷問ですよ?
あそこはゾンビさんに同情したなぁ。
そしてゾンビさんが、ブルックを崇拝の眼でちら見してるように見えたのは、
マダムの気のせいでしょうか?
ゴア描写も、ゾンビの描写も及第点。
予算がなくても、
なんとかなるんでございますよって、
そういう
お手本みたいな作品。
ゴア描写が苦手じゃなかったら
是非。
ブルックちゃんのかっこよさは、
大作映画のヒロインに負けてない!
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