おまえらぜんいん、しんでくれ
グリード FROM THE DEEP [DVD] 4,320円 Amazon |
虫、ちっこい虫が襲ってきよるねん。
ざわざわーっときて食いよるねん。
親玉は、でっかいクリーチャー。
話終わり!
どっかの科学者が船の中で新種の生命体を作っとった。
「ワーイ!ようやく完成ボーン!」
ところが、そいつは生みの親に対する恩も忘れて、
理由なき反抗。
ザリガニみたいなクリーチャーは、ちっこい虫(子分)を海に放って、
餌を要求。
そんなことは知らない、マン・チー。
排水管から出てきたちっこい虫にきゃ~となりますが、
今日はパーティなので、虫のこと後回しでお出かけ。
おじいちゃんも同伴。
パーティは自分が設計したホテルのパーティなので、
「ただで飲み食いできる」
…この国民のゲスさなんとかならん?
カメラマンの兄ちゃん(以下名前総忘れ)は、アシスタントの嬢ちゃんと一緒に、
このバカンスビーチにやって来ました。
もちろん仕事で。
カメラマンと嬢は、別れたりくっついたりしてるみたい。
そろそろ結婚したいと思ってるカメラマン
チミ、絶対後悔する!
まずこの嬢。
マン・チーと比べると、10ランクぐらい下がる容姿で、しかも性格が松●明美みたいなんです。
空気読めない騒々しいうざい…とこいつが出ているシーン全てでイライラ。
ようこんなんと結婚する気になるわ。
と思ってたら、パーティが始まり、水着のチャンネーが、
「一番美人は誰?」コンテスト真っ最中。
主催者でありホテルのオーナーである金持ちボンボン@ワガママにインタビューに行くカメラマン。
その合間に彼女の方は、美女たちにインタビュー。
でも、スマホしか持ってへん!
写真もスマホでパシャパシャ。
あり得るか?
カメラマンは実は、マン・チーの元カレなので、
アシスタントの彼女は不機嫌です。
みんながキャッキャウフフしてたら、あの虫が「いくでー」と言いながら大挙して押し寄せてきはったやん。
その増殖力たるや、恐ろしいほど。
排水口からぶわー、あっちこっちでぶわー。
ホテルに侵入してた泥棒さん(出落ち)も、
ホテルのスタッフも、
お客もぶわーとやられるよ。
カメラマンは「こいつぁ、やべぇぜ!」と逃げますが、
マン・チーがおらへん。
マン・チーは、金持ちのボンボンとクルージングとしけこんでやがりました。
そこに現れた不気味な船。
そう、あの科学者が新生命体を産み育てそして殺されたあの船です。
「あの船に行って、ビール取ってこい」
ボンボンが言います。
お前金持ちやのに、何やそのセコさは。
ゲスいわ!ホント、ゲスいわ!
船に乗り込んだ出川哲朗に似たパシリは、
親玉虫に喰われ、
後を追ってきたボンボンやマン・チーも、襲われるという典型的なパターン。
普通、こんな荒れ果てた船、怪しすぎて行かへんやろ?とか、突っ込みたくなります。
マン・チーの後を追うカメラマンとアシスタント。そしてマンの爺ちゃん。
爺ちゃんが言うには、これはカマキリの一種で、
とにかくものすごい食欲で周囲の者を食い尽くし、
喰って喰って食い終わったら、今度は共食いを初め、
そして母虫(親玉)のところに行って、自分たちが餌になるという習性を持ってるそうな。
科学者、何故こんなんを作った?
危険な船について、マン・チーたちが母虫に襲われているので助けませう。
金持ちのボンボンは喰われましたが、知りません。
母虫は、
「どこがカマキリやねん!」
と突っ込みたくなるクリーチャーっぷりで、
なかなか造形は素晴らしいし、ウネウネ感もたまらんのですが。
この緊迫した場面においても、スカタンこかすアシスタント。
チェンソーで母虫を殺そうとするのですが、
邪魔してるだけ。
観客は「こいつ喰われねーかな」と、手に汗握りながら観てしまうことでしょう。
結局、意外とあっさり母虫はやられ。
アシスタントはカメラマンからプロポーズされ、
それをスマホに撮って動画配信するから、
もう一回、感情込めてプロポーズしろとか、
無茶言うてたら。
クリーチャーが、ヌボーっと出てきて、
船に悲鳴が響き渡るところで。
おしまい
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クリーチャーものを中国(香港)でも作りますた!
なので大変テンプレです。
テンプレのぶん剤で、文化的な違いなんか知らんが、
妙に白ける笑いシーンを入れよるものの、
その笑い場面が尽く外しまくるというブリザード映画!
それとも中国ではこれが「笑いの基準」なのか?
とにかく、ふざけてるとしか思えない。
特にアシスタントの彼女は、
キーキー騒ぐし、スマホでネットに公表することばっか考えてるし、本当にうざい!!!!
クリーチャーと小虫(CGだけど)は、そこそこ出来が良いんだから、
こんなしょうもない人間ドラマ(にもなってない)なんか
取っ払っちゃえばいいのに。
おまけい「グリード」って。
「人喰虫」が真実のタイトルでございます。
もう、CGだけみてればいいよ~。
ついでに言うと、
EDで流れる、製作者やキャストたちの
自画自賛っぷりが、
さすがのCクオリティで、…(苦笑)
お前らの苦労話なんか、
知るけぇぇー!
マン・チーさんがヒロインで、
カメラマンとよりを戻すなら、まだわかるけど。
なんでガーガー煩いだけの女を選んだんやろう?
謎や。
クリーチャー大好き好き好き。
クリーチャーさえ出てくれば、
ほかはどうでもいいの。
そういう人なら、
見ても後悔はしない。
そうじゃないなら…。
な?(お察し
意外と期待してたから、
期待はずれ感が半端無くて、
ちょっと点数辛くなっちゃった。
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