Mr.タスク(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

お前をセイウチ人間にしてやろうか!

 

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ワイ、ポッドキャストで馬鹿話してますんや。

馬鹿野郎様を取材に行ったのに、

思惑ハズレ。

変なジジイにインタビューすることに。

その結果がこれかい!

 

 

 

 

ウォレスとテディは、ポットキャストで、

ネットにいるバカちゃんを見つけては嗤うという、

低俗極まりない

「ナッシー・パーティー」

という番組をしてはる。

ふなっしーとはなんの関係もないで!

 

 

今日のネタは「キル・ビル」の真似をしててホンマに足を斬るビルしてしもうたおバカちゃんの話題。

 

 

「こいつあほやで」

と大爆笑。

 

 

ウォレスは、このキル・ビルボーイに直撃取材するためカナダにまで行くことに。

 

ウォレスの彼女のアリーは、

「アンタええかげんにしときや」

と言ってますが、ウォレスは「人気もあるのに、なんで?」的な態度。

 

 

 

 

ところがキルビル少年は、自殺してはったので、

「ぎゃー、ここまで来たのが無駄になったー」

ショックやわ、ワイ、ショックやわ…なウォレス。

 

 

なんとなく入ったバー。

なんとなく入ったトイレで、

ウォレスは神の啓示のごとく

「ワイの話を聞きたかったらうちにおいで」

という貼り紙を見つけちゃった。

 

 

 

むちゃくちゃ面白そうなネタがありそうなので、

早速そこに行くことに。

 

 

そこにはジジィが住んでいて、これがまたおもろい話をしよる。

意気投合したウォレスは、さんざん話し込んで、

ジジィがセイウチに対してものごっつ愛情を持ってることを知ります。

 

 

 

ジジィはセイウチのおかげで命拾いもしたらしく、

セイウチ推し、世界一。

 

 

勧められるがままに紅茶を呑んだら意識がブラックアウト。

気がついたら車いすに乗ってました。

 

 

「猛毒の蜘蛛が君を襲ったので、足を切断するしかなかった」

ウォレスの片足は、ちょん切られてらぁ!

 

 

「ちょ、何?医者呼んで!何?」

「医者はちょっと無理~~~」

 

 

 

必死の思いで、

「オレピンチ、セイウチにされるッス」

とテディやアリーに連絡しますが、

タイミング悪くなかなか通じず。

 

 

 

っていうか、その時二人はお楽しみ中やんけ!

ヲイコラ!!

 

 

そうこうしてるうちにどんどんセイウチに改造されていくウォレス。

腕は途中まで接合されてヒレ状に。

舌は抜かれるし、牙用のでっかい穴あけられるし!

口閉じられへんから涎ダラダラやし。

話もできひんからウォーボボボーとセイウチみたいな声しか出せへんし。

 

 

おまけに人間の皮で作ったセイウチのボディを密着させられて、

セイウチ人間一丁出来上がり!

 

 

 

 

ウォレスから連絡が途絶えたのを心配したテディとアリーがカナダまで探しにきました。

 

 

そこで二人は、最近行方不明事件が増えてることを探偵から聞きます。

しかしこの探偵が、なんとも怪し気。

 

 

しかし頼みの綱はこいつしかいないので、

二人はこいつ=ギーと一緒に捜査に!

 

 

う~~~ん、ギーより霧切のほうが頼りになりそうなのになぁと、

ダンガンロンパティックに思ったり。

 

 

その頃ウォレスは、

「もっと心をこめてセイウチにならんかいっ」

と、星一徹のような鬼コーチジジィから、セイウチ特訓を受けてました。

 

 

食べ物は生魚です。

「山葵と醤油とって…あ、小骨は抜いといてね」

そんなことは通りません。

 

 

生魚を一匹どんと目の前に投げられて、それを食うしか無いのです。

 

 

いくら青魚が体にいいからって、

栄養とか考えたって!

 

 

おまけに、セイウチは泳げなあかん!と、

無理やり水中に落とされるというね。

 

 

溺れそうになりながらも、

同じようなセイウチ人間の水死体を見ちゃったウォレスは、

生きるために頑張ってセイウチに馴染んでいきます。

 

 

ジジィは、ウォレスが立派なセイウチになったことに感動し、自分もセイウチになって(キグルミを着て)戦いに挑みますが、

ウォレスの牙でグサグサ刺されて死んじゃいました←イミフ

 

 

 

ウォレスは水族館に保護され、

テディとアリーが面会に来ます。

 

 

投げられた魚にむしゃぶりつくウォレスを観て涙する二人。

すっかりセイウチになってしまった…もう人間社会には戻れないのね…。

 

 

人間と動物の違いは、泣くかどうかなんだよ、

ウォレスはもう泣くことも出来ない…。

 

 

そう語り合って去っていく二人。

ウォレスの眼に、涙が溢れていることに、

誰も気が付きません…。

 

 

おしまい

 

 

…と思ったら。

EDで、「…っていう話があったらおもろない?」「ナニソレ、ウケる~」と言う、会話が流れて。

 

 

探偵が、食い過ぎて胃もたれするわー…で。

 

 

           おしまい

 

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賛否両論…いや、否が多め?

 

たしかにこれ、ジャンル分けが難しいかも。

あえてジャンルを付けるならシュールギャグホラー?

 

 

だって探偵はどう考えてもギャグ担当でしょう。

 

 

セイウチにするという発想も、ギャグやん?

普通考えへんで、セイウチて!

 

 

確かに、やってることは大変オーソドックスな変態ホラーなんだけど。

ムカデ人間とかああ言う括りの。

 

 

わざわざ夜なべしてセイウチの皮膚を作ったり。

排泄はどうすんねんやろう?とかさ、気になるやん?ならんか、そうか。

 

 

まじめに観てたら最後で、そう来るかいムキーやし。

 

 

良識ある人なら、キル・ビル少年の件で、

「不愉快です!」

ってなるんやろうなぁと。

 

 

いや、あそこは笑いどころなんだけどさぁ(ちょっとグロい)、

人の不幸を馬鹿にして笑い飛ばすなんて、何たるザマスか?と思う人には、ゼッタイ勧められへんわ。

 

 

つーか、大抵の人に勧められへんわ。

 

 

 

でも、アテクシ、こういう、わけわからんようなの、嫌いじゃないんですよ。

意外とオモシロイと思っちゃったしw

 

 

あと、ジョニデが…ポーンポーンポーン

 

 

せっかくシークレットカメオ出演なのに、

声優で分かってまうやんか!

 

 

言われるまで、わかんなくて、

「マジカ?」

ってなったアテクシは、このマジカ?を大事にしたいと思うのよ。

 

 

え?アンタが人の顔の区別つかへんだけやって?

そ…それは…言える…けど…さ…。

 

 

ま、万人にオススメはしません。

毛色の変わったものを観たい方は、どうぞ。

 

 

全くジジィも、そんなにセイウチ人間がほしいんなら、

ショッカーとかドルゲに頼めばいいんだよね!

したらもっとかっこいい(ドルゲはアカンか、あいつセンス無いよってな)怪人を作ってもらえたのに。

 

 

え?あのダルンダルンの皮がそそるって?

そ…そうでっか。

 

観たあとで「こんなもの勧めやがってぇぇ」と言われたら嫌なので、

自己責任でお願いします。

アホラーですが、ちょっとカテ違いのアホさ。

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