- 喰らう家 [DVD]/バーバラ・クランプトン,アンドリュー・センセニグ,リサ・マリー
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息子さんをなくして失意の夫婦が、
曰くつきの家に引っ越してきたら、
地下室になんかおった!
愛する一人息子が死んでしまったので、ポールとアニーは田舎の一軒家に引っ越してきます。
雪景色の中、
ポツーンと立つ一軒家。
ここの初代持ち主ダグマーは、葬儀屋さんでしたが、
ご遺体を売り飛ばしているという噂を立てられて、
一家は出て行ったようです。
それから何度か持ち主が変わり、
安い家だったのでポールたちが手に入れられたってわけ。
アニーは、この家で「息子を感じる」と言い出します。
「ンナアホナー」となるポール。
しかし、確実におかしいことが発生中。
地下室は異常高温になったり、物音がしたり。
アニーの友人で霊感のあるメイと、その夫ジェイコブが家に招待されます。
息子の友人とその彼女も来る予定。
ご近所さんが訪ねてきますが、そこの奥さんはビクビクしてはる。
アニーたちはメイ夫婦と一緒に街のレストランに行きますが、みんななんかこっち見てやがるぜ。
気ぃ悪いわ!!
そのころ、アニーたちの家に来たけど誰もおらへんやん!となってた、
息子の友人と彼女は、
コゲコゲの化け物に襲われて殺されました。なむなむ。
メイは、ここにいるのは息子くんじゃない…もっと恐ろしい物や!といいます。
信じてないポールもコゲコゲが夢枕に立ちギャッ!!
メイとアニー(入れ替えたらアニーメイト…ごめん…)が買い物に行った隙に、ジェイコブが降霊術を始めますが、
変なものが取り憑きおったぁ!
オロオロするポール。
メイとアニーが返ってきたら、おかしくなったジェイコブが、火かき棒?なんかそういう棒を、御自身のおめんたまに突っ込み死にます。
おめんたまシーンなのに、イマイチ迫力に欠けるなぁ。
「どどどどど、ドウイウコトコトコット?」パニクるポール。
外を見たら街の連中が押しかけてきよる。
実はここは30年に一回、恐ろしい物が復活する忌み場だったのです。
街の連中は、引っ越してきた人を犠牲にして、自分たちが魔物から襲われるのを防いでおった。
逃げようとするアニーやポールを、
「逃げたってダメさ!」
と追い詰めちゃう。
メイはショットガンの犠牲になり、死亡。
逃げ場をなくしたポールとアニー。
街の連中が家に雪崩れ込んできたその時、
コゲコゲファミリーが、攻撃開始!
体内にメラメラな煉獄の炎を抱えているコゲコゲファミリー。
焼け焦げた焼死体のようなボディに白眼。
そしてハートは「ウラミハラサデオクベキカ」
コゲパパ&コゲママ&コゲチャイルドは、
街の人間をそれはもう見事にグッチャグッチャにしていきます。
ビバ、グッチャグッチャ!
やったれやったれーーー、ええでええで!!
ポールとアニーもその災禍に巻き込まれるのか!と思いきや、
何故か死んだ息子の声が聞こえ、
コゲコゲファミリーは二人には手を出しませんでした。
血塗れの屋敷が綺麗になっていて、
ピアノの音がポロンと聴こえ…。
おしまい
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懐かしいレトロなスプラッター。
最初が結構たるいので、幽霊はよ…と思ってたら、
いきなりスプラッタ攻撃に出てきやがりましたよ。
この「グゴッ、グゲゲ…」
ってコゲコゲマンの声なのか?
【オレ推測】
コゲコゲマン・ダグマーは、一家揃ってもともとその土地にいた魔物の贄にされた…もしかしたら焼き殺されたんか?
街の奴らに。
街の奴らもきっと犠牲になってはったんよ。
魔物の力を逆に手に入れたダグマーは、
新たな魔物としてこの家に越してきた奴らを取り殺してたんちゃうんかなぁ。
とりあえず越してきた人を結界…人身御供にして街の連中は平穏を貪ってたけど、
30年間、次の住民が来なかった。
そこへのこのこカモネギでやってきたアニーとポール。
ところが、アニーは息子愛、息子LOVE!!という強い愛情を持ってたもんで、
死んだ息子がダグマーと交流し、
家族を助けるように仕向けたんちゃうかなぁ。
ダグマーも街の連中には思うところもあったやろうし。
そんでアニーとポールは現世にいることを捨て、
ダグマーたちと一緒に魔物になって30年後、誰かが越してくるのを待つんやわ、きっと。
ところが越してきたんが、佐伯伽椰子やったから話はややこしく…。
なってへんなってへん!!!
ものすごく不親切な作りで、
「え?結局なんでダグマーは、アニーたちを助けてくれるのん?」
「ポールってホンマに霊体として存在しとったん?」
「今まで引っ越してきては殺された人の魂は、誰が救ってくてるん?」
「エンディングで流れたニュースのとってつけた感は、何?」
とまぁいろいろ突っ込みどころというか、
責任者に質問したい部分はあるんですが。
ドピューと飛び散る血飛沫と、
グズグズに焦げたボディと、
おめんたまと、
破裂する頭部と…(そんなトコばっかか)に免じて、
スプラッター好きさん(ちょっとレトロティック)は、ぜひ。
合言葉は、
グゴッ!グゲゲゲェェェ!!
おお、なんかホラーを見ると活力が湧いてくるわ。
生きる希望やなぁ。
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