鬼はさまよう(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

仇を取ろうとしたらやーさんが絡み出す、何故ぇ?


  ★密林さんにはないのでWOWOWさんから画像をお借りしますた!!★

連続殺人鬼に妹を殺された刑事。
妹の旦那も怒り爆発。
…という復讐劇かと思ったら、
それはまぁそうなんやけど…。



注意!!
花粉でボーッとしてたので記憶があやふや、いつもに増して。


★貞子ちゃんもお怒りの不死身性でしたよ!★


韓国郊外のある街で、雨の日に殺人鬼が現れる事件が連続して発生しちゃった-。
「いや、ウチ狙われるわ、可愛いもん」
「アンタなんか狙うかいな、狙われるのは、ウチやがな」
なんてことは誰も言ってへん。


刑事のテスは、とある事件で一人の男を確保!
ところがこの男の車から、殺人の痕跡が出てきたから、
「なんじゃこりゃー」



そんで、そいつが殺した被害者の中に自分の妹であるスギョンが入ってたことを知り、
なんじゃゴルァーーー!



犯人のガンチョンは、メンタルが強くて強すぎて、
遺体の隠し場所も言いよらへん。

スギョンの夫である義弟も、
怒りにブルブル震えますが、どうすることも出来ない。

結果ガンチョンは死刑判決を受けます。


月日が立ち、テスは、ヤクザ組織の事件を追ってました。
ココがもうわかりにくくて、
唐突に話が別物になっててあれ~~?



そのヤクザ組織のオヤビンがガンチョンを殺そうとしてることがわかりますが、
その親分がKILLされました。
犯人は、義弟ーーー!
身を持ち崩して、ヒットマンになってはったんか?



そしてガンチョンも別のヤクザに瀕死にされ入院することに。

このガンチョン、刺しても刺しても死なへんし、
痛みは感じてるようだけど、戦闘力に微塵の減少も見られないし、
お前絶対おかしいやろ?
マイケル・マイヤーズか!


まぁ、結局怪我がひどくて病院に運ばれることになりますが。


それを狙っていた義弟は、ガンチョンを拉致。
そしてまた偶然その現場を見てしまったテス。



テスは義弟が、愛する妻を思いながらゆっくり狂気に足を踏み込んでいったことを知っていたのです。

嫁の遺体の在り処を教えろや!
「え~~~っとね、ここかなぁ」
ガンチョンは隠してあった凶器で義弟をドゲシッ!
お前はリスか!
あらゆるところに隠しとんのか!!!


そこへテスが現れ、
「撃つぞゴルァ」
と言いますが、
何故かテス自身が警察から狙撃の対象にされてるというミラクル。


「センパ~~イ、やめてくださぁい」トッティ的な部下が懇願し、
一時は銃を下ろしたテス。


ガンチョンがニンマリしながら、立ち去ろうとしたら、
額に穴が?


テスは決して諦めてはいなかったのでした…己の命に変えても妹もかたきを討つことを。

           おしまい

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二転三転するのはいいけど、
よく判んないうちにあっさりシーンが変わってるので、不親切だと思いました。


話の隆起もないので、
ついウトウトと…。

もう少し脚本を練れれば…、
ココぞという見せ場を作れば、
傑作になったんじゃないかなぁ。


なんとなく流れていくだけで淡白。


ただ、ガンチョンの、気味の悪い、顔に張り付いたような笑顔は絶品です。


WOWOWで鑑賞した作品で、
そのうちTSUTAYAにも出てくるかもしれませんが、
韓国映画のスピーディさやスリリングを求めると。
ちょっと「あれ?」となってしまう。


韓国では「死刑判決」が出ても、
死刑執行はされず、
刑務所の中でのほほんと暮らしていけるらしいですね。



そら、被害者家族も、なんとかして復讐したいと思うわなぁ。
しかもスギョンは、
旦那にはまだ告げてなかったけど、
ややこがお腹にいたんだし。


救いようのない話なのに、
記憶に残らなさそうな
そんな映画でした。


あなたはだんだん眠くなる…となってしまうので、
心して観てください!
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